映画『シン仮面ライダー』初見感想
下書きのまま放置してたので供養
公開から1週間となったが事前情報は予告のみで済ませて祝日前の夕方に見にいけた。いや、本当の所は予告のみしか情報を入れないつもりだったけど公開初週の興行成績はアレ?な感じになってしまっているのは見てしまった。現代社会で情報シャットアウトは無理ですにぇ。
とはいえ元々自分の本作への期待度はそんなに高くなく期待値「60」ぐらい。パチンコで緑保留からストーリーリーチに発展したぐらいかな。
正直言って予告の感じからワクワクする気持ちは芽生えてこなかった。
ゴジラやウルトラマンは元の作品は幼少時に見ててたので散りばめられた旧作へのリスペクトに対してはそこそこ拾える程度に理解度があったのだけど初代仮面ライダーはTV版は再放送で軽く見たぐらいで、軽い基礎知識を抑えてるぐらい。ライダーマニアには程遠いレベル。
こんな前提での「シン仮面ライダー」の初見後評価は70点ぐらいかな。期待値が低かった分、まぁ良かったかなってところ。
「カッコいい絵を見せたい」だけってのが第一印象でした。カッコいいと思えるシーンはちゃんとカッコいいと感じたんだけど、それ以外は「うーん何だかなぁ…」
何が良くて何がイマイチだったのか。
1番良かったのは「一文字隼人」のキャラクター。イマイチ感の続く中盤でキラリと光るキャラクター性。あれ?2号って手袋赤じゃなかったっけ?なんかも思ったけど色々バージョンがあるそうです。
一文字の飄々としたキャラクター性は表情セリフが淡白な本郷、ルリ子、政府の2人と違って惹かれるものがあった。
怪人(オーグ)の造形は良いものの、蜘蛛、蝙蝠、サソリ、蜂、カメレオンカマキリ、偽ライダー、蝶とやたらと多い。
カッコいい絵は見れたり、初期ライダーとの比較を楽しめるところは良いのだが、肝心の物語部分が薄味過ぎて、そこの満足感が得られなかった