映画『ゴジラ−1.0』感想
久し振りの感想文。文章書く練習のつもりだったのに、飽き性はあきまへんな。
【総評】
仕事の都合で公開してから10日ほど経過しようやく観た。予告はチョロっと見たけど世間の評判やネタバレ感想を踏まずにネットを彷徨うのは相変わらずドキドキするところ。
ゴジラ映画として観る前の期待値は高いのだけれども私は山崎貴監督(の作品)があまり好きでは無いのだ。
三丁目もヤマトもドラ泣きも実写戦国シンちゃんも鎌倉もDQ yourstoryも「はぁ〜なんでこんなん撮ったんや?」と思ってしまって、まーったく好きじゃない。
良い記憶は初期(?)のリターナーは映像がカッコよかったなぁとはあるけど作品内容色々覚えて無い。あ、永遠のゼロは良かった
てな感じでVFXは強いけど人間ドラマがペラくて臭くって鼻について気に入らねー。トータルで一つの作品を小綺麗にまとめてVFXでデコレーションする監督。という印象なのだ。
で、今回のゴジラマイナス1.0。(以下ゴジ-1)シンゴジラやモンスターバース(以下レジェゴジ)でゴジラ映画の娯楽性がギンギンに高まった矢先、どうなるか
比較対象に上げたシンゴジ、レジェゴジとは全く違うタイプに向けた映画。
シンゴジは庵野の細部にやりたい事を詰め込んだ特撮映画。
レジェゴジは派手派手な怪獣バトル観せてやら〜の怪獣お祭り映画。ゴジ-1はゴジラが出てくるヒューマンドラマなのだ。
どれが一番面白いかは個人それぞれの好みに分かれるところ。。
人間ドラマを排除してヒットしたシンゴジ。
人間ドラマをメインにおいたからヒット(する)ゴジ-1。
ゴジラ対策本部キャラクターの個性や無人在来線爆弾といった細かい部分でのヲタ的な視点で観る面白さか、ゴジラを通して登場人物の心情の変化に感情移入するかの違いかな。
世間的なヒットで言えば高い点数だと思うけど個人的に付けるなら91点!