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一日の理想の時間割

「今年やりたい100のこと」のひとつが、「一日の時間割を決める」だった。もう今年も残り3か月を切っているが、ちょうど引っ越しを終えて生活のリズムが整ってきたところで、改めて一日の時間割について考えてみたいと思う。

夫の仕事の都合で海外生活になり、学校も仕事もない生活も3年目になった。この生活では、毎日の生活のリズムを整えることがとても難しい。ともすると、漫然と何もしないで毎日が過ぎ去ってしまう。3年前から、たびたび一日の時間割を作ろうとはしていたが、どうもいつもうまくいかない。その原因は、おそらく理想を追求するあまり無理のある時間割になっていたことだと思う。

そこで今回は、理想の時間割と実際の生活を照らし合わせて、折衷案の時間割を組んでみようと思う。もちろんいずれは理想の時間割のとおりに生活できるようにしたいけれど、いきなりは挫折してしまうので、段階的に目指そうというわけだ。


理想の時間割

7:00 起床
7:00-7:15 ヨガ
7:15-7:45 朝食
7:45-8:00 身支度
8:00-9:00 家事
9:00-9:30 日記・インプットノート
9:30-10:00 三題噺
10:00-12:00 執筆(適宜10時のお茶)
12:00-14:00 お昼ごはん(調理・片付け込み)
14:00-14:30 語学
14:30-15:00 お昼寝
15:00-17:00 執筆もしくは自由時間(適宜おやつ)
17:00-18:00 おふろ
18:00-20:00 夜ごはん(調理・片付け込み)
20:00-21:50 映画もしくは読書
21:50-22:00 ストレッチ
22:00 就寝

大事にしたいこと

  • 7時起床22時就寝が自分に一番合っていると思う

  • 小説を執筆する時間をきちんと確保したい

  • インプットをする時間も大切にしたい

問題点

  • 朝床が汚い状態でヨガをしたくない→お風呂に入る前にする?

  • 語学が30分では治まらない→その後の自由時間も語学に充てる?

  • note執筆の時間も設けたい

  • お昼ごはんは作り置き等があるので実際にはそこまでかからない

  • 夫の帰宅が遅いと20時までに夕飯にならない


現状の生活

11:00 起床
11:00-11:30 朝ごはん
11:30-12:00 身支度
12:00-13:00 家事
13:00-14:00 お昼ごはん
14:00-14:30 日記
14:30-16:30 韓国語
16:30-18:30 お昼寝
18:30-19:30 おふろ
19:30-21:30 映像系サブスク
21:30-23:00 夜ごはん
23:00-24:00 だらだら
24:00 就寝

改善するべき点

  • 夜の睡眠時間が10時間を超えている→まずは9時起床を目標にする

  • お昼寝が2時間を超えている→40分にする

  • 執筆の時間を作る


折衷案の時間割

9:00 起床
9:00-9:30 朝ごはん
9:30-10:00 身支度
10:00-11:00 家事
11:00-11:05 ラジオ体操
11:05-11:30 日記
11:30-12:00 三題噺
12:00-12:30 note
12:30-14:00 お昼ごはん
14:00-15:00 語学
15:00-15:40 お昼寝
15:40-17:40 執筆
17:40-18:00 ヨガ
18:00-19:00 お風呂
19:00-21:00 夜ごはん
21:00-23:00 映画・ドラマなど
23:00-23:50 読書
23:50-24:00 ストレッチ
24:00 就寝

ポイント

  • 床が汚い&汗をかくという問題を解決するために、ヨガは従来通りお風呂の前に、かわりに朝ラジオ体操をする

  • 本来は午前中は創作的な活動に向いているらしいので、執筆の時間は午前中に作りたいが、そのほかの一日のルーティンを先に終わらせたほうが気分が良いのでこの通りに。午後だと執筆がうまくいかないようなら変える。

  • 語学は間をとって1時間に収める。内容的にひと段落するまでやるのではなく、時間で区切って毎日したほうがよい?

  • 執筆の時間は最低2時間確保。しかしこの時間割だと他のこと(読書会のデータ編集など)をする時間がない。

  • 夫にはなるべく20時には帰ってきてもらえるようにして、夕食の準備はそれに合わせてしておく。

  • 眠る直前に映像系を観ると興奮してしまうので、就寝1時間前からはスマホもなるべく見ない。

年内は一旦この時間割を目指して頑張りたい。

ちなみに、一日の時間割を組むという考えは、学生時代から必要性と「そのほうが心地いいから」という理由で実践してきたことだった。しかし、去年坂口恭平さんの『躁鬱大学』を読んだことで、なぜわたしが時間割を組んだ方が「心地いい」と思えたのかが納得できた気がする。

やはりこの話は避けて通れないと思うのであえて触れるけれど、わたしは双極性障害と共に生きている。幸いにして薬を飲んでいれば、だいたい普通のひとと同じような生活ができる。しかし、もともとロングスリーパーなこともあって、鬱状態になると一日15時間近く寝てしまう。最近引っ越して環境が大きく変わったこともあって、ストレスで鬱状態になり、より過眠気味になって、そのせいで毎日何もできず、さらにストレスが溜まるという悪循環に陥っていた。それを断ち切ろうというのも、改めて一日の時間割を決めた大きな理由のひとつだ。

毎日の生活のリズムを一定にすることは双極性障害のひとにとってとても重要だということはよく言われているけれど、ただ「リズムを一定にする」と言われてもイメージが付きづらい。起床と就寝の時間を一定にするだけでも、やっぱりうまくいかない。一日の時間割を決めておいた方が、かえって自由に使える時間が増えて有意義に過ごせるというのは逆転の発想だ。

今回作った折衷案の時間割に沿ってうまく生活できるようになったら、さらに理想に近い形の時間割をもう一度組みなおそうと思っている。

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