見出し画像

【単発内語】心に効く処方箋② #24


以前、こちらの記事で
アファメーションについての詳細や、
アファメーションの一例などを
ご紹介させていただきました。


今回は、こちらのシリーズのような形には
なりますが、また少し別の方法を
書き記していきたいなと思います。


不安が生まれるのは?

✎﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏

気持ちが安定しない時や、
ソワソワしたり不安や心配がある時、
それらはどうして生まれるでしょうか?


それらを生み出しているものというのは
他でもない自分であり、さらに言うと、

1.自分の思考パターン

→思考パターンから編み出される
2.自分の心の中の言葉(内語)です。


思考パターンというのは、
パターン化=クセづいている思考の回路
なっているので、一瞬で変えたりすることは
少し難しかったりもします。
(変えれない訳では決してありません)

そんな時に有効なのが、
内語を変える、という方法です。


内語を変える

✎﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏

内語とは、自分の心の中で言う言葉の事です。

いきなり思考回路そのものを変えるのが
難しい時は、「内語の内容を変える。
これが結構、即効性があります。

言葉の力で、自分の内側に
良いイメージを浸透させていく。
アファメーションも
こういった類の事になります。

しかし、今回のやり方で少し違う点は、
文章ではなく単語だけを唱える
というところです。

アファメーションは、簡単に言うと
肯定的な言葉を自分にかけることになります。
これはとても良い方法で、
アファメーションで気持ちが軽くなったり、
ほっと安心する感覚が得られれば
しっかりアファメーションをしていくのが
自分にとっても心地よく、良いことになります。

しかし、アファメーションを文章で唱える時に
「私はそうじゃない…」という
否定的な方向に意識が向いてしまって
受け付けない場合は、
(受け付けなかったとしてもそのまま
言い続けても有効な時もありますが)
心が苦しくなるようであれば
無理して行う必要はないと思います。

では、そんな時はどうすればいいでしょうか?


文章ではなく単語を使う

✎﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏

これもアファメーションと言えば
アファメーションですが、
少しやり方の工夫をして
長いフレーズではなく単語にしてしまう
という方法になります。

文章だとその内容がより具体的な意味を持ち、
自分の思考も反応します。

しかし、単語だと抽象度が上がり、
フレーズの時よりは思考が反応しにくい。
この原理を使います。

具体例
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

例えば、
私はたくさんの愛を
受け取る事が出来ています。

というフレーズを唱えた場合。

(いや、全然受け取れてないよ…)
という思考が湧いてきたとします。

こうなるのは、文章の内容に対して
思考が判断し、ジャッジを下している状態です。
その上で、文章の内容を拒絶しています。


ここで、このフレーズの大枠を抽出して、
愛。愛。愛。
と、単語を単発で唱えた場合は、
単語のみなので、
思考は拒絶の反応を示しにくいです。

断定のフレーズを使っている訳でもなく、
否定系でも言っていないので、
思考はこの単語に対して良い意味で
ジャッジが入りにくいのです。
(純粋に単語そのものが存在するだけ)

こういった脳の働き方を
活用するというのも一つの手です。

そして、その内語を唱え続けます。
その単語だけに集中します。

そこに意味はありません。
その単語に対して自分はどうだろうか?
関係ありません。

ただ唱えるのみです。
そうしていると、気持ちが徐々に
楽になっていく感覚を覚えます。
自分では「これ意味あるのか?」
という感覚で、認識できていなくても、
これで潜在意識に浸透していきます。

言葉はなんでもかまいません。
自分が好きな単語、
その時に安心する単語、
なんとなく良いイメージがある単語、
気持ちが楽になる単語などを
その時に繰り返してみてください。


はじめに言葉ありき

✎﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏

「はじめに言葉ありき」と言いますが、
言葉が最初につくっていきます。

体感がなくても、
何も意味がないように思えても、
これをやってみるときっと
あなたの心に、人生に、
良い影響をもたらしてくれると思います。

不安や心配やモヤモヤした感覚が
湧いてきた時、「良い単語」を内語で唱えて
瞬時にポコポコ打ち消していくように、
ぜひゲーム感覚で気軽に
試してみていただけたら幸いです。


あなたが日々心穏やかに
良き方向に向かって生きられますよう。

お読みいただきありがとうございました。



いいなと思ったら応援しよう!