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人前で大泣きした日

《発達障害かも?》と頭で思っていても
心がまだ理解に追いついていませんでした…

障害ってこの子はどうなる?
学校行けなくなるんじゃないか…

そんな不安も消えては湧いての繰り返し。

この時は前向きな情報が知りたくて
発達障害の偉人だったり、
芸能人だったり調べてました。

安心が欲しかったんだろうな…

さかなクンの話ものってました
お母様がすごい!
絵ばかりかいていて全く勉強ができない
幼少期のさかなクン
学校に呼び出されて
「もう少しお勉強を…」と先生に指摘されても
「いいんです!
この子はこのままでいいんです!」と
お母様は突っぱねた!という話。

今や、大学の准教授。
好きな絵を描くこと、魚…
これをとことん伸ばしてあげた
好きを追求させてあげた…

子供を肯定してあげる
…簡単なようですごく難しい

私が一番つらかったのは
家の中と外の太郎が別人みたいだったこと

家の中では落ち着いていて、
自分の役割を理解している子です。

◯◯家全員がそれぞれ
自分のこと思いっきりやって
家に戻ったら家族のためにって行動できたら
すごい家族になれると思わない?
…そんな風に言っています。

お手伝いを率先してやったり、
むしろ何も言わなくても気がつく…
気がつくとトイレがピカピカだったり、
ご飯作ってるとお風呂いれてくれたり。
二郎のイヤイヤ期は私と二郎の間に入って
まぁまぁ…なんてやってくれてました。
私は本当助かってる!

なのに一歩外に出ると
落ち着きがない子、ものを壊す、
友達を意味なく威嚇、私に対しても高圧的…


これが本当の太郎じゃないのにな〜
なんていつも複雑な気持ち。

複雑な気持ちはいつも持ったまま…

5月の下旬…
この日も学校から電話。
子供同士のトラブルだったかな…
児童館にもすんなり行けず、
(校庭で虫取りに夢中になっちゃう)
電話2回かかってきて先生とお話し。

二郎を保育園に迎えにいくと
保育園の先生に呼び止められて
太郎の登校中の様子が心配とお話ししてくれました。

途中の公園の滑り台に登って
大声で叫んだり、周りを威嚇してる様子を見た!
ちょっと危ないなーと思って…とのお話し。

うん…これ太郎の通常運転。
でも周りから見てるとやばい子に見えるよね
そっか…朝も送迎再開しなきゃダメか。
容易に想像できる光景だから
尚更複雑な気持ちに。
なんでだろ?
心優しくてめちゃくちゃいい子なのに。
私の心は悲しい気持ちでいっぱいに…

そしてダメ押しの学校からの再度の電話。
一連の経緯の報告と
追加の今日のトラブルの報告。

もう心がいっぱいになってしまって先生に
どうしたらいいですかね?
私も毎日こんなで
どうしたらいいかわからないって
気持ちを正直に話しました。
話しながら涙が溢れそうになって
今冷静に話せないと
思い軽く話して折り返す旨を伝えて
電話きりました。

この日は本当辛くなった

今にも涙が溢れそう。(今保育園)
そんな時別の保育園の先生が
声かけてくれました。
これはチャンス!と思って
今話せますか?と聞いて
個室で先生と話しました。

私大泣き…
こんなに人前で泣くか?ってくらい
涙ボロボロ流しながら
話聞いてもらいました。

学校生活がうまくいってないこと
もうどうしたらいいかわからないこと
発達障害を疑ってること(人に初めて言った)

先生はずっとうんうん…って親身に聞いてくれたし
きっと大丈夫!お母さん無理しないで〜って言ってくれました。
先生の母みたいなあったかさに
カナシミでいっぱいだった心も
平常心に戻ってきました。

この日私に必要だったのは
きっと自分の気持ちを外に出すこと。
一人で悶々と考えてたら負のスパイラルに落ちるとこだった。
だんだん落ち着いて、
涙も引っ込んでくる時には
闘志がメラメラ…

よくわかってない発達障害を私が理解すること
大好きな太郎のいいとこもっと伸ばそう
ダメなとこは太郎と一緒に向き合おう
太郎のことを一番理解しよう

ある程度枠からはみ出すことは予想できてたけど
先生がかなり手を焼いてることは推測できました

太郎の取説みたいなのを共有することで
先生も楽になるし、太郎も学校で過ごしやすくなるかななんて。
先生たち忙しいのに
イチ生徒の取説を伝えるコトって
うざくないかな?
わがままに思われないかな?
でもそんなこと言ってられないレベルだな。
もっと外に相談しよう!
助けてもらおう!

自分の気持ちを整理して
スッキリしてから学校に折り返し電話しました。

取り乱してすみません!ってことと
いつもありがとうございます!と感謝を伝えて
先生とお話ししました。

スクールカウンセラーを勧められたので
とりあえず最短の日で予約。

大泣きした日は闘志メラメラで1日を終えられました。

大泣きって恥ずかしいけど
たぶん園と築いてきた信頼があるからこそ
言えたのかも。
卒園後も太郎のこと気にかけてくれる先生が
たくさんいる園。
太郎も行くと思いっきりハグする先生が何人か。
難しい太郎の気持ちをいつも支えてくれてたのは
保育園の先生たち。
保育園には感謝しかない!

さて決まれば行動あるのみ!!!
コトが動いていきます。

最後まで読んでいただき
ありがとうございました♡







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