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パーソナルトレーニングを受けたら思った以上によかった!

なかなか続かないジム通い。私もその一人です。なのでちょっと奮発してパーソナルトレーニングを受けてみたのでその感想と、ふとなぜITの学習でパーソナルトレーニングみたいなのが普及しないのか?普及するには?を考えたので書き残します。

パーソナルトレーニングを受けることのメリット

パーソナルトレーニングを受けることのメリットを、自分でジムに通うことと比較して以下の3点にまとめます。

  1. 効果的なトレーニングプランの提供: パーソナルトレーナーは個人の目的や体力に応じてカスタマイズされたトレーニングプランを提供します。これにより、自己流で行うよりも短期間で効果を実感しやすくなります。

  2. フォームの矯正と安全性の向上: トレーナーはエクササイズの正しいフォームを指導し、怪我のリスクを最小限に抑えます。自己流で行う場合、誤ったフォームでトレーニングを続けると、怪我をする可能性が高まります。

  3. モチベーションの維持: パーソナルトレーナーがいることで、継続的にフィードバックをもらいながらモチベーションを高く保つことができます。自分だけでジムに通う場合、モチベーションを維持するのが難しく、継続しにくくなることがあります。

IT学習のパーソナルトレーニングが筋トレのように普及していない原因

IT学習のパーソナルトレーニングが筋トレのように普及していない原因として、以下の3つが考えられます。

  1. 自己学習がしやすいという認識: ITスキルはオンライン教材や無料リソースが豊富にあり、自己学習できるという認識が広くあります。プログラミングやツールの使い方はYouTubeやMOOC(Massive Open Online Courses)などで学べるため、わざわざ高額なパーソナルトレーニングを受ける必要がないと感じる人が多いです。

  2. 即時的な成果が見えにくい: 筋トレでは、比較的短期間で体型や筋力の変化が目に見えますが、ITスキルの習得は時間がかかり、成果がすぐに実感できないことが多いです。結果として、IT学習におけるパーソナルトレーニングの効果が分かりにくく、受講者にとって魅力が薄れることがあります。

  3. 専門性とカリキュラムの複雑さ: ITスキルは非常に幅広く、習得すべき内容も多岐にわたるため、個別にカスタマイズされた学習プランの設計が難しいと感じることがあります。筋トレの場合、基本的な動きや原則に基づいてプランを作成できるのに対し、IT分野では受講者の目的(プログラミング、デザイン、データ分析など)によってアプローチが大きく異なり、それを効果的に個別対応することが難しいのかもしれません。

これらの理由から、IT学習のパーソナルトレーニングはまだ広く普及していないと考えられますが、これらの課題を解決すれば大きな可能性がある市場だとも言えます。

IT学習のパーソナルトレーニングが普及していない原因に対する解決案として、以下の3つのアイデア

1. 学習プランのパーソナライズとサポートの強化

  • 解決案: パーソナルトレーナーが学習者のスキルレベル、目標、進捗に基づいてカスタマイズされた学習プランを提供し、柔軟なサポートを行います。例えば、最初に受講者の目標(就職、プロジェクト成功など)を明確にし、それに基づいて短期間で効果を感じられるカリキュラムを設計します。また、定期的なフィードバックやアクティブなコーチングを通じて、学習の進捗を適切に調整することで、成果が見えやすくなります。

  • 期待される効果: これにより、受講者は自分に合ったペースで進めながら確実にスキルを習得でき、時間と努力が無駄にならないという安心感が得られます。

2. 小さな成功体験を積み重ねる仕組みの導入

  • 解決案: 筋トレのように、IT学習でも小さな成功体験を定期的に感じられる仕組みを作ります。例えば、1つの小さなプロジェクトや課題をクリアするごとに成果を評価し、達成感を味わえるようにすることが大切です。また、短期的な目標(1週間や1か月で達成できるスキル)を設定し、その達成を明確に可視化するツールを用意することも効果的です。

  • 期待される効果: これにより、学習者は進捗や達成感を定期的に感じ、長期間の学習でもモチベーションを維持しやすくなります。

3. 専門分野に特化したコースの提供と効率的なカリキュラム設計

  • 解決案: IT学習の幅広さをカバーするために、特定の分野に特化したパーソナルトレーニングコースを提供します。たとえば、プログラミング、データ分析、クラウドインフラなど、受講者が興味を持つ分野に応じた専門的なカリキュラムを準備します。また、複数の専門家がチームとして協力し、受講者が必要とするスキルセットに対応するようにサポートを分担することも可能です。

  • 期待される効果: 受講者は自分の目標に直結するスキルに集中して学ぶことができ、効率的かつ短期間で成果を出せる可能性が高まります。また、専門性の高い分野での指導が受けられることで、学習の効果が実感しやすくなります。

総合的な効果

これらの解決策を組み合わせることで、IT学習のパーソナルトレーニングは受講者にとってより魅力的かつ効果的な選択肢となり、普及が進む可能性が高まります。例えば、受講者が最初に小さな成功体験を積み重ね、次に高度な専門分野へ進むことで、長期的なスキルアップが実現されやすくなります。

AppSheetを題材にしたパーソナルトレーニングをする場合は・・・

1. 学習プランのパーソナライズとサポートの強化

  • AppSheetの特徴を活かす方法: AppSheetは初心者にも扱いやすく、コード不要でアプリ開発ができるため、受講者のスキルレベルに合わせたカスタマイズが可能です。トレーニングでは、受講者が自分の業務やプロジェクトに関連するアプリを作成するようにカリキュラムを設計します。例えば、受講者が勤怠管理アプリを作りたい場合、そのニーズに特化したステップを準備し、実際の業務に活かせる実践的な学習を行うことで、即効性を感じられるようにします。

  • 期待される効果: 受講者が具体的なニーズに基づいたアプリを作ることで、学習内容が実際の業務に直結し、学びが即座に活用できると実感しやすくなります。また、個別サポートにより疑問点が即時解決され、効率的な進行が可能になります。

2. 小さな成功体験を積み重ねる仕組みの導入

  • AppSheetの特徴を活かす方法: AppSheetでは、基本的なアプリからスタートして、少しずつ機能を追加するプロセスが非常に容易です。受講者が最初に「シンプルなデータ入力アプリ」などの小さなプロジェクトを作成し、それをベースに徐々に「フォームのカスタマイズ」や「自動化機能の追加」などの発展的なスキルを習得するステップを取り入れます。各ステップごとに達成感を感じられるタスクを設定し、進捗を可視化する仕組みを作ります。

  • 期待される効果: 受講者は少しずつスキルを積み重ねることで、挫折せずに学習を続けやすくなります。アプリの機能が少しずつ完成していく様子が目に見えるため、学びの成果を即座に実感でき、モチベーションが維持されやすいです。

3. 専門分野に特化したコースの提供と効率的なカリキュラム設計

  • AppSheetの特徴を活かす方法: AppSheetは多機能であり、データ管理、プロジェクト管理、業務プロセスの自動化など、幅広い業務に対応できます。受講者の業務やニーズに応じて、例えば「営業部門向けのCRMアプリ」や「生産管理部門向けの在庫管理アプリ」など、特定の分野に特化したトレーニングコースを提供します。AppSheetの機能を効率的に使うために、業務別のテンプレートや既存の機能を最大限活用し、短時間で実用的なアプリを構築できるようにします。

  • 期待される効果: 受講者は自身の業務に即したアプリを構築するため、学習が無駄にならず、成果をすぐに活用できると感じられます。専門分野に特化したコースにより、効率的な学習が可能となり、短期間で目に見える成果を得ることができます。

総合的な効果

AppSheetの特徴を活かし、実際の業務に役立つ具体的なアプリを作成する学習プロセスを通じて、受講者はパーソナルトレーニングの効果を実感しやすくなります。また、小さな成功体験を積み重ねることで、挫折せずに継続でき、業務に直結するアプリの完成によって学びの成果が実感できるため、ITスキル習得に対するモチベーションが高まります。


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