てらす東合宿「楽しい×学び×仲間」
1.てらすの合言葉
「初めまして…ですかね。なんて言えばいいのでしょう?」
これまで、この言葉を何度聞いて、何度言ったのでしょうか…。
てらすの対面イベントでは「あるある」なのです。
多くの企画、教育について語り合ってきた仲間たち。
でも、対面で会うのは初めて。
「なんて言えばいいのでしょう?」
この言葉のうらには、大切な仲間に出会ったワクワク感があります。
合宿の始まり…やはり、
「初めまして…ですかね。なんて言えばいいのでしょう?」
このてらすの合言葉から始まりました。
2.模擬授業づくり
東日本のてらすメンバーが集まって、授業作りの話し合いをします。
普段から、授業づくりに熱心なてらすメンバーですから、たくさんのアイディアが出ます。
さらに、本音をぶつけ合う文化がありますから、授業作りはどんどん深まっていきました。
そんなとき、星野代表とDMM取材陣が登場!
取材をしながら、私たちの授業を受けてくれました。
3.模擬授業
「えっ???」
ちんぺーさんの発問に、思考がゆさぶられるDMM取材陣のみなさん。
5円玉に描かれた模様にこめられた願いを読み取る授業でした。
「知らなかった!面白い!!」
知っているようで知らないことを問うことで、考える楽しさがありました。
おざとちんぺーさんで作る社会科授業。頭がフル回転でした。
「先生って、こんなに考えて授業してくれていたんですね。知りませんでした。授業聞いていなかったので、申し訳ない気持ちになりました…。」
というDMM取材陣の方の一言にみんなで爆笑となりました。
次は算数。一矢君とコムさんが作った授業です。
L字型の面積を求める場合、分割と等積変形、大きな長方形を出してから付け足した部分を引く方法がありますが、子どもがどの方法が適切か自分から気づけるようにする、という提案です。
形は違うけど、同じ面積の三つの図形から、考え方を自然に引き出す方法で行われる授業に、私たちはひきこまれました。
星野代表も身を乗り出して、授業の代案を語りました。授業について語る星野代表の姿は、教師時代の「彼」を彷彿とさせました。
大学院生のオマちゃんの道徳模擬授業は、三浦と一緒に考えたものです。
「恩師がたくさんいる」
というプロ野球選手だった内川誠一選手について考える授業です。
初々しくも一生懸命なおまちゃんに、私たちも精いっぱいのエールを送りました。私たちは、おまちゃんのように、とまどいながらも、まっすぐに授業に向かう姿を学ばなければなりませんね。
国語の模擬授業は、とりさんとつばっちです。二人がそれぞれの提案を行いました。
「説明的文章の段落で、もっとも大事な部分と、要らない部分を考えよう」
という提案です。
「どうしてその段落が必要なのか?」
「どうして必要ないのか?」
などを話し合うことで、全体の構造が見えてくるという仕掛け。
つい話したくなる授業展開で、大満足でした。
4.夜も腹を割って話し合う
夜は酒を飲みながら、教育について語り合いました。
これぞ合宿の醍醐味!
普段は見られない仲間たちの意外な一面を知りながら、絆が深まっていきました。やはり、酒を飲むことでわかることってありますよね。
仲間の悩み、もっとよい学級を作るには、どうあればよいのか…。
そんなことを、腹を割って話し合った夜でした。
気付くと、時計は0時を回っていました。
5.自由な実践提案
翌日、最後のメニューは自由な実践発表です。
学級経営、授業技術、学力観、尊敬する教育者など、それぞれが自分の思いを語っていきました。
発表を聞いて、自分たちの感じたこと、思いを素直に話し合います。
それぞれの見方で、好きなことを話し合うこの時間は、非常に心地の良いものでした。
6.合宿を終えて
こんなに気持ちがよい研修の時間を経験でき、私たちはまた、明日の教育現場へと歩み出そうとすることができます。
またこれで、明日も頑張れる!
それは、教育に本気で向き合う仲間がいると感じることができたからです。
仲間の熱が、私たちを熱くするのです。
また来年も、仲間たちと集いたいと思いました。
授業てらす 三浦健太朗
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