学校を教室を子どもを幸せに
私は神奈川県で小学校の教員をしているロッキーと申します。「授業てらす」には、1期生として入会をしました。これまでのメンバーの投稿では、てらすの中身についてお話があったので、今回は、「なぜ入会を決意し、継続してこられたのか」「なぜその部会に入っているのか」について、てらすメンバーにもあまり話したことのない私の思いを綴ろうと思います。
2022年4月、偶然SNSで「授業てらす」の広告に出会いました。「全国の教室をHAPPYにする」「先生が教えるから子どもが学ぶへ」この熱い言葉に感動を受けて入会を決意しました。入会してばかりは、投稿されてくる記事を眺めるばかりでしたが、一気に引き込まれたのは、代表・星野達郎さんとの出会いでした。こんな熱い男がいたのだと。
星野さんが「人はHAPPYになるために生まれ、人をHAPPYにするために生きている」と、話していたことがありました。私のビジョンにとても近いなと感じましたし、話せば話すほど惹かれていきました。また、この後の話に続きますが、不登校で困っている子を救うというミッションにも共感しました。
「授業てらす」では、星野さんをはじめ、教育に熱い思いをもったメンバーがたくさんいます。そのメンバーたちとの勉強会や交流会を通して、対話をすることで新しい考えがアップデートされたり、時には悩みを相談したりすることができました。そんな素敵な場所だから、今でも続けられているのかなと思います。
私は「授業てらす」では、総合・学級経営の部会に所属しています。
「授業てらす」では、国語や社会など各教科の授業について学べる機会が多く、メンバーの多くも各教科の部会に所属しています。それではなぜ、教科を選ばず総合・学級経営を選択したのか。
初任校のころ、担任をしていた子どもが、翌年度に不登校になってしまったことがありました。私が担任していたころは、いつもにこにこしていて元気に学校生活を送っていました。友達とトラブルになったり、学習に少し躓いたりしたことはあったものの学校を休むことはありませんでした。私とお喋りをしたり、抱きついてきたり、クラスでも楽しく過ごせていたので心配することはありませんでした。
しかし、進級後から徐々に学校に来られなくなったのでした。原因は友達と上手く付き合えなかったからでした。その時の私は、まだ考えが浅く「昨年は元気に学校に来ていたのになぁ」と思うくらいでした。今でははっきりと私の学級経営の問題だったことによるものだと思います。その子は私との関係は繋がりは強かったのですが、クラスの仲間同士の繋がりは弱かったのです。一見、クラス全体が明るく楽しそうに見えても、本当の学級集団づくり、誰かに助けを求められる仲間をつくってあげることができていなかったのでした。本当に申し訳ない。その思いから学級経営について学ぼうと強く思いました。
先月、授業てらすのメンバーが「学級づくりで大切にしていること」を語るイベントを企画をしました。どのメンバーの発表も素晴らしく、とても勉強になりました。そして、ただ聞くだけで終わらずに、発表を聞いたことから感想を交流したり、自分の考えを問い直したりする機会が作れます。このように、「授業てらす」では、自分が学びたいことを企画して、様々なメンバーの見方や考え方にふれることを通して、自分自身をアップデートできます。
最後に、子どもたちの幸せのために何ができるのか、それは授業力を高めることなのか、学級経営力を伸ばすことなのか。この問いに対して、時代に合わせて問い続けなければいけないと思います。ともにこれからの教育の在り方について考えていける仲間に出会い、学び合える場所が「授業てらす」です。全国の素晴らしい先生たちが待っています。
共に学び合い、学校を教室を子どもを幸せにしましょう。
(授業てらす 1期生 ロッキー)
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