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日本での有名なグラフィックデザインスタジオExperimental Jetset-RMIT大学でのインスタレーション

日本でも有名なExperimental Jetset-RMIT大学でのインスタレーション。2018年5月5日RMIT大学で行われていたアムステルダムを拠点とする小さなグラフィックデザインスタジオExperimental Jetsetのインスタレーションです。

Experimental Jetsetは、Marieke Stolk(マリエケ・ストーク)、Erwin Brinkers(アーウィン・ブリンカーズ)、Danny van den Dungen(ダニー・ヴァン・デン・ダンゲン)によって1997年に設立されました。印刷物や空間インスタレーションを中心に、アムステルダム市立美術館、ポンピドゥーセンター、Dutch Post Group、ホイットニー美術館などのクライアントを持ち、「言語をオブジェクトに変換する[turning language into object]」の考えのもと、サンセリフフォントを自在に操り様々な研究プロジェクトに参加したり、Werkplaats Typografieでデザインを教えるなど世界のグラフィックデザインに大きな影響を与えています。

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2018年5月5日RMIT大学で行われていたExperimental Jetsetのインスタレーションは、「グラフィック言語と都市の関係を探る」をテーマとした大規模なインスタレーションです。

構成主義、シチュアシオニスト・インターナショナル、1960年代のオランダのプロヴォ(挑発)運動、ポストパンクという彼らの創作に大きな影響を与えたムーブメントに焦点をあてています。それぞれ時代に、それぞれの文化運動の中心都市を、それぞれの文化運動を象徴するグラフィックデザイン(とともに強く引き寄せられたフォントイメージ)が街や人々、メディアを彩ったように、一つの空間のなかに連続性をもたして演出されています。
映画、コラージュ、ポスター、版画、インスタレーションなどの既存作品や新しく創作された作品が重なりあって想像上の4分割された都市を旅するものとして考案されました。

グラフィックデザイン好きな人にとっては理想郷のような街です。状況主義者と深いつながりのあるイギリスのアーティストJamie Reid(ジェイミー・リード)の影響を強く感じます。

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「オランダのデザイン界を代表する Experimental Jetset 、日本の90年代ポップカルチャーに受けた影響を語る」という興味深い記事を見つけました。
(AdverTimes(アドタイ) by 宣伝会議 ブレーン 編集部 2016.02.16 掲載)

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