デンマークのヒッピーなテーブルランプ
& tradition(デンマーク)
Flowerpot VP3(フラワーポット VP3)
Designed by Verner Panton(ヴァーナー・パントン),1969
色褪せることのないミッドセンチュリーの代名詞とも言えるモダンなテーブルランプFlowerpot VP3(フラワーポット VP3)は、今でも世界中の様々な空間を彩っています。
上下に向かい合った大小の半球で構成される斬新で大胆なデザインのシェード。
その隙間から溢れる光な球体に映し出されサイケデリックな雰囲気を醸し出します。
& tradition(デンマーク)
サイズ:高さ 50 cm 、φ 23 cm
素材:スチール
実は、Flowerpot VP3(フラワーポット VP3)は、Panton Chair(パントン・チェア)で有名なVerner Panton(ヴァーナー・パントン)によってデザインされたヒッピーカルチャーを色濃く反映したテーブルランプだと知っていましたか?
1960年代後半当時のVerner Panton(ヴァーナー・パントン)
1968年アメリカやパリの若者がベトナム反戦を訴え、既成の価値観を覆す「フラワーパワー運動」が起こりました。
「武器ではなく花を!」
Marc Riboud/Magnum Photos
同時代スタンリー・キューブリック監督の「2001年宇宙の旅」で近未来を描き、人類は月へと到達しました。
Verner Panton(ヴァーナー・パントン)は、世界初のプラスチック一体成型の椅子「Panton Chair(パントン・チェア)」を発表しました。
Flowerpot series(フラワーポット)は、ヒッピーカルチャーのアイコンとなり世界中に広がります。
1970年のケルン国際家具見本市でのインスタレーション「Visiona2(ビジョナ2)」でもヒッピーカルチャーらしい色彩と光によって表現されています。
2009年東京オペラシティアートギャラリーで開催された
「ヴェルナー・パントン展」はこちら
(見てみたかった。。。)