【雑感】J1_スタジアム観戦_ジュビロ磐田VS京都サンガ
前節で降格が決まり、ホーム最終戦でサポーターの前でどんなプレーを見せてくれるのか、どんなメッセージを出してくれるのか、来年に繋がる要素はあるのか、そしてサポーターの皆さんに今のジュビロがどう映っているのか?を自分の目で確かめたく、足を運んでみました。
今回は細かい試合内容について割愛しようかなと思います。
0.試合前
スタグル
今回の投稿に少しでもポジティブな要素を盛り込むために、来年度J2でお世話になる皆様へ紹介も込めてまずはスタグルから。
今回はデーゲームということもあり、ヤマシロラーメンには行けないということもあり、スタグルを頂くことに。
今回頂いたのはこちら!
13時ちょい前には人気商品、例えばORACCHIさんの磐田野菜のサラダピザは売り切れてました(1時間前だとそりゃそうか)
ピッツァもカタラーナも美味しかったです〜
特にカタラーナはキンキンに冷えていて暑かった当日にはありがたかったです!
キンキンすぎてハーフタイムのおやつに頂きました。
スタメン
渋谷監督が若手起用を示唆していた通り、古川君がリーグ戦初スタメン。同期の藤原君もベンチ入り。
また、古川君が出場機会を増やすにつれ、出場機会を減らしていた吉長君も久々のベンチ入り。
これはワクワクです!
1.試合展開
前半
なかなかゴール前に運ぶことができなかったものの、今シーズンチームとしてドリブルで仕掛けるシーンがあまり見られなかった中で古川君がドリブルでゴールに向かう姿はやはり見てて頼もしかったです。
ドリブル一辺倒というわけではなく、自分より状態がいい選手がいる場合は長短のパスで使おうとするところも好印象。
来年度に期待!
また、そんなルーキーをラルフが活かそうとしている感じが伝わってきました。
右サイドから古川君がいる左サイドへの展開がいつもより多かったかなと
思い返せば今シーズン同じサイドの吉長君を活かすためのポジショングを取ったり、WBから右CBの陸のポジショニングを試合中に修正させたりと数字に現れない部分での貢献度もピカイチでした。
ありがとう、ラルフ。
ちなみに京都戦前までのスタッツで言うと
・得点
・アシスト
・走行距離
・タックル数
でチームトップ(ソースはJリーグ公式アプリ)
今シーズンのMVPです。
また、敵将チョウさんの流れを引き寄せ力と言いますか、勝負師たる所以を感じました。
具体的には声出し応援ができないこともあり、スタジアム全体が静寂に包まれたタイミングで
と言った声かけをするんですよね。
その声をきっかけに京都サポの手拍子が始まってました。
雰囲気が高まるのでスタジアム全体を掌握しているようにすら感じました。
選手から慕われる(そうでなかった場合も過去にはありますが)理由が垣間見えた気がしました。
後半
京都優勢は変わらずの展開でした。
特に57分にパウリーニョ選手、ウタカ選手が投入されてからより攻勢が続き、苦しい展開でした。
その2人にアンカーの川崎選手、IHの武田選手がいい供給をするんですよね…
川崎選手については真ん中からそんなに動かず、中央で受けることでリセットさせる、焦らず攻撃をやり直しているのが印象的でした。
武田選手は2個先をイメージしてプレーしているように見えました。武田選手が出した選手にどこに出すように身振り手振りで指示をしてボールを動かそうとしていたかなと。
左足からの優しいパスも厄介でした。
バイタルエリアのゴール前の1番危険なエリアがなぜか2,3回空いた時には見逃さずパスを送られて嫌でした。
70分に古川君が退いた後から京都の右SB白井選手がイキイキし出したんですよね。
古川君を警戒してそこまで上がることができなかったのかな?
それにしても白井選手の無尽蔵のスタミナは凄かった。
期待の藤原君は80分からの出場でしたが、足元にボールがあれば何かをしてくれそうなワクワク感がありました。
古川君同様に来年度も期待です。
2.試合後
スコアレスドローに終わり、ここからが今回の本題(ここまで長くなってしまった…)
まず気になったのは他会場の結果で拍手が起こったことはビジョン的に神戸横浜の結果は映ってなかったので、もう1つの降格クラブが判明したことへの拍手かなと推測。
たしかにライバルチームですけど、そこ喜ぶ?
そもそも自分のチーム落ちてるけど、他所様のことを気にしてる場合?
他人の不幸を喜んでるみたいで嫌だなー。
そもそもJ1から静岡のチームが消えたと全国放送で言われ続けることの方が個人的にはストレス…
そして社長のコメントから始まったセレモニー。
まず、人が話している間は静かに聞きません?
社長の辞任が発表されましたが、責任を果たすのは社長1人でいいのでしょうか?
それでクラブが改善します?
脈々と受け継がれている悪き流れを断ち切るための手段は社長の辞任ではないとは思うんですよね…
これがあるので詳しいことは何も言えないのは承知してますが、ビジョン・今シーズンの総括反省は触れられていなかったので、そこは本当に知りたい。
弾幕で出した以上は説明求めるのかな〜?
私も知りたいな〜と思い、17時まで待ってみたのですが、特に動きはなく、微笑ましいアフターゲームピッチ撮影会が始まり、この雰囲気の中怒号を飛ばしてフロントに説明を求めることはないだろうと思い、退陣。
挨拶中に太鼓を叩くほどの熱量なのに、挨拶で触れらなかったビジョン・今シーズンの総括反省は知りたくないのかな?と思いました。
自己満足だけなのか?
(ちなみに赤のペンライトは見当たらず)
他人と揉めることは許されることではないですが、何も説明がなく、同じ失敗を繰り返しているように見えるのは辛いです。
どうしたいのか?何を目指しているのか?明確に教えてください!
一方通行はしんどいよ…みんなで作り上げていきたいよ
そんな中、山田大記選手がnoteを書いてくれました。
浜松出身ということもあり、我々サポーターと同じ気持ちを持って育ち、サックスブルーのユニフォームをまとい、闘う大記選手だからこそ、このタイミングで発信してくれたのかなと。サポーターが1番知りたいビジョン・将来のことを。
選手という立場でこの内容を発信することは非常に覚悟がいることだと思うのですが、それでも踏み切ってくれた大記選手には感謝です。ありがとうございます!
選手に言わせてしまっていいのか分からないですし、そりゃJ1で戦うのがベストですけど、大記選手が言う通りこのクラブに今1番求められているのは長期的な再建、ビジョンではないでしょうか?
勇気を持って発信してくれた大記選手を報うためにも、クラブが変わるしかないんです!何かを発信するしかないんです。僕たちは待ってます。
目先のことだけを見るのではなく5年後、10年後、20年後と先のことを見据え、並大抵のことでは揺るがない確固たる土台を築きましょう!
3.最後に
サンガ戦が終わった後に近くに座っていたサポーター同士の会話が心に残りました。
「来年もお会いできるといいですね」
「来年はアウェイもすべて行こうと思っています。今からお金を貯めようと思っています」
そうなんです。J1であろうが、J2であろうが来シーズンはくるんです。
人それぞれ応援する理由は違うとは思うのですが、大抵の人は「強いから好き」ではないと思うんですよね。
1人1人好きになったそれぞれのストーリーがある、はずなんです。
そのストーリーが大切だから応援し続けるんです。
そして家族同様の存在だから応援し続けるんです。
だからこそ私たちサポーターも、そしてクラブ自体も大記選手が言うように、多くの痛みを味わう覚悟を持ち、そして味わった痛みが報われなくても、何度でも、何度でも挑み続けなければならないんです。