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お家探しは難しい@ザンビア

こんにちは、プリンセスです🙌

今回の記事は、先週の服装問題に続いて、こちらに来て随分頭を抱えた、住居探しについて!


首都は物価が高い…

ザンビアの首都ルサカは、思っていたより物価が高い。

ザンビアの通貨は「ザンビアクワチャ」と呼ばれるもので、日本円に換算したいときは、クワチャ×10の計算を頭の中ですれば、若干高めにはなってしまうがだいたいそれにあたる。(2022年11月19日現在)

例えば…

UKに居るときに使っていたシャンプーを見つけたので、欲しい!と思って値段を見ると100クワチャ。

ん、ということは、100×10で日本円換算で1000円!!!
(厳密に言うと920円くらい)

なんと…

高すぎる…

UKでさえそんなにしなかったやん…(たぶん当時の日本円換算で500円くらいだったような😂)


と、まあ、こんな感じの物価なので、家探しもひと苦労。


やはりNational staffだとそこまで厳しくないセキュリティ面も、International staff向けだと厳しかったり、

例えば、
警備員、門番?とでも言うのか、そういう人の有無、玄関の前のフェンスの有無、窓にもフェンスついているか、火災報知器とか災害・防犯レベル等々…。

どこの地区の治安が悪い、とかも肌感覚的にはわからないので、我々International staffが住める地区は限られていたりもする。

そうなると―想像に難くないが―、そういうところにはUNのInternational staffが集まるわけで、治安としては安定していて、International schoolとかも建っていて、家族で住めるような大きなお家で良い物件が集中し、価格も自然と高くなる。

そして、UNの正規スタッフであれば、全然問題ない価格のお家でもボランティアの身分だと、月々のお手当の半分かそれ以上を持って行かれることも普通なので、UNスタッフが親切にも教えてくれた物件は丁重にお断りするのがお決まりのパターン。

自分の予算内でおさまるものがなかなかありません…

見た物件あれこれ

写真掲載の許可は大家さん等からもらっていないので、写真はありません。どういうお家か想像しにくいですが、ご了承を!

ちなみに私の条件は、
①家賃はUS$700/月が上限
②この予算内に水道・電気・ネット代が含まれていることが望ましい
③職場から徒歩圏内(片道20分まで)
④ベッドルームは一つで十分
⑤家具付き(食器・調理器具は購入になって良いと割り切っている)

という感じ。

※①~⑤は優先順位ではなく並列です。笑

(これがなかなか無いねんなあ…😅😇)

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【一件目】
①家賃はUS$700/月が上限
→〇クリア

②この予算内に水道・電気・ネット代が含まれていることが望ましい
→〇水道・電気は含まれている、△ネットは自己負担。

③職場から徒歩圏内(片道20分まで)
→×タクシー要。職場から車で20分くらい、結構遠い。毎日のタクシー代は知れているけれど、できるだけ排気ガス出したくない(いきなり環境保全かもし出すww)。あと、交通渋滞もよく起こるので、大事な会議とかあるときに変に引っ掛かりたくない。

④ベッドルームは一つで十分
→△ベッドルーム2つ。いいけどさ~独り身でベッドルーム二つは寂寥感増しますwあと掃除する面積も増えるし。

⑤家具付き(食器・調理器具は購入になって良いと割り切っている)
→〇クリア

〈コメント〉
職場から遠いのをのぞけば、良い物件。コンパウンド内に屋外プールも付いているwガードマンさんもいるし、部屋もコンパウンド自体も綺麗で、かなりの人が住んでいるので、何か困ったらヘルプを求めたり、交流もできるのかな?と思われる環境。

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【二件目】
①家賃はUS$700/月が上限
→×US$1,000/月。交渉した結果、US$900になったけど、それでも高いわ…

②この予算内に水道・電気・ネット代が含まれていることが望ましい
→×別途費用が生じる。知らなかったけど、日本でいうNHK受信料的な感じで、TV観るなら、ライセンス料がいるらしい(80クワチャ/月)。それも自分で払ってねとのこと。

③職場から徒歩圏内(片道20分まで)
→×歩けない距離ではないけど、、という微妙な距離。こちらもタクシーになりそう。

④ベッドルームは一つで十分
→〇ベッドルーム一つならもう少し安くしてくれ…

⑤家具付き(食器・調理器具は購入になって良いと割り切っている)
→〇トースターまであった!

〈コメント〉
うーん、ベッドルーム一つならこの値段より下げてほしい。住宅としては悪くなかったけど、値段とオフィスからの微妙な距離感からして、今のところ選択肢からは除外。

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【三件目】
①家賃はUS$700/月が上限
→〇エアビー物件。US$480くらい。オーナーも含めて最大三人でのシェアフラット。オーナー曰く、エアビーを抜きでの値段交渉の方が安いわよ、と。US$430/月くらいまでは下げれるかもと。

②この予算内に水道・電気・ネット代が含まれていることが望ましい
→×全て別で料金支払い要。そのとき一緒に住んでいる人数で割り勘。

③職場から徒歩圏内(片道20分まで)
→〇徒歩10分強くらいなのでクリア。

④ベッドルームは一つで十分
→〇クリア。

⑤家具付き(食器・調理器具は購入になって良いと割り切っている)
→〇クリア。

〈コメント〉
個人的には良かったけど、一緒についてきてくれたWHOのドライバーさん的には、「シェアだし、ガードマンもいないし、長く住むのは、お勧めしない」と。ただ、私の今一時的に滞在しているホテルには2週間以上いると破産しそうなので、滞在を延長したくない。あと、自分はシェアフラット経験者なので、複数人で住むコツもなんとなくつかんでいるし、割り切れる部分はあると思う。ただ、たしかに一人のスペースももう少しあると嬉しいから、ホテルからここのエアビーに移って、1-2ヶ月住ませてもらって、その間に家探しを続けるのもありかなと思っている🤔

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【四件目】
①家賃はUS$700/月が上限
→〇US$380/月くらい。

②この予算内に水道・電気・ネット代が含まれていることが望ましい
→〇水道は込み。△電気は別途。ネットは無し。

③職場から徒歩圏内(片道20分まで)
→〇徒歩で5-7分くらい!

④ベッドルームは一つで十分
→〇クリア。

⑤家具付き(食器・調理器具は購入になって良いと割り切っている)
→〇最低限のものは付いているが、清掃が必要そう。ベッド、ソファとか。

〈コメント〉
住む前にクリーニングが必要なことをのぞけば、一人で住むには十分。お値段も悪くない。基本的な家具も付いているし。ただ、少し広めの敷地内に3軒家が建っているのだが、今は誰も住んでいないらしい。まだこちらに来たばかりで、周りに人がいた方が気持ち的に安心するなあ、と。ガードマンは夜は来てくれるとのこと。

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【五件目】※これはこちらに到着してから一時的に宿泊していたホテルのスイートルーム!
①家賃はUS$700/月が上限
→〇US$700/月。最初は$800と言われていたが、交渉の末…!(ガッツポーズ)

②この予算内に水道・電気・ネット代が含まれていることが望ましい
→〇全て込み!もちろんテレビのライセンス料も。

③職場から徒歩圏内(片道20分まで)
→△タクシーで10分くらい。徒歩で30分はかかる。ただ、WHOのドライバーさんが業務開始時間より早くても良いなら行く途中にピックアップしてあげるよ!と!帰りも同様。ありがたい!よってクリア!

④ベッドルームは一つで十分
→〇クリア。

⑤家具付き(食器・調理器具は購入になって良いと割り切っている)
→〇クリア。

〈コメント〉
ホテルで良いところは、毎日ホテルスタッフが掃除に来てくれるので、掃除やごみ処理に悩まなくて良い点。オフィスから遠くても、ドライバーさんが拾って&おろしてくれるならありがたい。インフラ系も全て揃っているわけだし、それを含めてこの値段やしなあ…。キッチンもあまり料理しないであろう私にとっては十分やし、交渉の末、朝食もこの月額料金の中に含めてくれることに。笑

結果

結局は、ホテルの条件がかなりいろいろとありがたかった&オーナーの女の人が素敵で大好き、というのもあり、ホテル生活を続行することに😇

エアビー物件もいいなあとは思ったのだけど、シェアという点に関して周りからの反対が強かったので、その押しに負けました。笑

一番難しかったのは、固定費をどこまでなら払えるかの上限設定と、その固定費に対応する居心地の良さの度合いの見極め方。

私のドライバーさんは、
「家賃を低くして、衛生面やその環境内での精神的安寧が守られないのは一番健康に良くない。ちゃんとクリーニングされていないベッドに虫がいてへんな病気になったらどうするの?ガードが居ない安いところに住んで、明日もし泥棒に入られて君が死んだらどうするの?」と言っていて、これの言い分は非常によく理解できる。

でも、個人的には、
「でも月々U$1,000なんて払っていたら、ご飯が食べられなくて飢え死にする!それにある程度経済的余裕がないと、気分も落ち着かないやん!」という私の意見も間違いではないと思っていて。笑

だからこそ、そのあたりをどう天秤にかけるかが、もちろんそれは個人の価値観に依るだろうけれど、なかなか厳しいなあ~と実感しました。

あとは、諸々の初期費用やインフラ代、ハウスキーピング代、ガード代など、別途で考えなければならない費用も多くて。

こちらでは、ハウスキーピング(というかお掃除屋さん)を雇うのは当たり前くらいの感覚らしく、週に2-3回来てもらってるよ~って言ってる人、よく聞きます。理由としては、「(ザンビア人曰く)砂やダストが溜まりやすいから」だそうです。

いろいろ悩んだけれど、ひとまずこれで定住の場所を見つけたので、やっとゆっくり荷ほどきできそうです✨

Bon week-end☆

記事を読んでいただきありがとうございます✨いただいたサポートは今後の語学学習と図書の購入に使用させていただきます。