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2022年を振り返って


去年の年末、M-1グランプリ2021があまりにも「あの頃のしもきた空間リバティ」だったのをキッカケに7年ぶりにお笑いライブへ通うようになりました。
久々に足を運んだ東京ライブシーンは、良い意味であの頃と何も変わらず温かく、良い意味で物凄くあの頃と変わって進化していて……とにかく「出戻りして良かった!!!」と心から思える1年でした。

折角なので今年行ったライブの中で特に印象深かったものを思い返しながら、2022年を振り返ってみたいと思います!

ライブ自体の感想は日々Twitterで呟いてきたので、今回はそのライブにまつわる自分の思い出を中心に書いていきたいと思います。
要するにスーパーウルトラ自分語りなので、私にある程度興味を持って頂いてて尚且つ時間にゆとりのある方が読んで頂けますと幸いです!


バーガンディレッド

モグライダーを見に行きたくて、今年最初に通い始めたのがバーガンディレッド。
崖っぷちから始まったとは思えない圧倒的な熱量と面白さに胸を打たれながら、毎回ヘロヘロになるまで笑いました。

結局見に行けたのは最終回までの数回のみだったけど、このライブの大団円を見届けられたことは私のお笑いオタク人生の中でかなり大きな財産になった気がします。

最終回は特別に写真撮影OKに!
いつもサービス精神に溢れたライブでした
歴代メンバーが揃った「おじさん大集合ライブ」こと
スペシャルバーガンディレッド


ぽる子ののびしろ

高田ぽる子ちゃんが様々なゲストに書いてもらった様々なネタを披露するライブです。
R-1グランプリ2021からぽる子ちゃんも密かに応援していたので、ライブ通いを本格的に再開した時期に初めてマセキで冠ライブが開かれることになってめちゃくちゃ嬉しかったです。

その期待を更に越えて、90分ほぼ出ずっぱりで活躍するぽる子ちゃんの頑張りとネタを提供してくれた芸人さん達の個性が化学反応を起こして物凄い多幸感に包まれるライブになっていました。

第1回で見たスタンダップコーギー×ぽる子ちゃんの漫才がめちゃくちゃ面白くて、これからはスタコを見にナルゲキにも通うぞ!という気持ちが高まったのもこのライブがきっかけでした。

この3人の漫才の既視感、アニ横トリオだ…!と気付いて描いた絵


5/4 ナルゲキロックスゴールデンウィークSP

ようやくスケジュールが合って行けた念願の初ナルゲキ!
入口のメッセージボードやパネルを見ては「ここは本当にK-PROの劇場なんだ……!」とワクワクしたり、椅子のフカフカさに感激したりしました。
リバティの最前列に体育座りをしてライブを見ていた大学生の頃、フォロワーのお姉さん方に「リバティの最前は若くないと足腰が耐えられないから、今のうちに楽しんでおくと良いよ」と言われたことがあったので、ナルゲキでは年齢や体力に関わらず安心して最前列に座れるようになって良かったなあと思いました。

ライブ自体ももうめちゃくちゃ面白くて、おまけにこの数日前に開かれたさすらいラビー宇野さんの結婚式にちなんだ余興企画もあってとてもハッピーな気持ちになりました。
今ライブシーンで活躍している世代の空気感がダイレクトに楽しめたので、初ナルゲキに相応しいライブだったなあと思います。


5/31 トッパレ(A)

ストレッチーズが初めてトッパレで『ストレッチーズした』メモリアルな回。
ツギクルの前々日と前日にナルゲキで見た「怒ってる?」と「水掛け論」がめちゃくちゃ面白くて、更にその2本でツギクル優勝したことがアツくてジワジワとストレッチーズが気になりだしていた時期でした。
そんな中トッパレでも爆裂に面白い「ファミレス」で優勝したのを見て、「こりゃあ今この2人を追いかけるしかねえっしょ!!」という確信が芽生えました。

ストレッチーズが私の中でも『ストレッチーズし始めた』記念すべきライブです。(ニュアンスで意味を汲み取って下さい。)



7/18 ストレッチーズ単独ライブ『へマル』

このライブが開催発表された当初はまだ前述のトッパレ前だったので「チケット取れたら行きたいな〜」位のふわふわマインドでいました。
しかし仕事の都合でチケ発に間に合わずチケットが取れなかったとなった時に、自分でもビックリする位悔しかったのです。
ここで私は改めて「自分はもうこんなにもストレッチーズのことが好きだったのか……!」と気付きました。

その後追加公演は無事にチケット獲得、取れなかった夜公演もお譲りして頂き2公演とも見ることが出来ました。
漫才も映像もストレッチーズらしさが存分に詰まった最高の90分×2公演で、まだまだ新参者ですがリトルニースになれて良かったと心から思いました!

この日からしばらくBONNIE PINKのA Perfect Sky が無限に聞きたくなる生活を送りましたし、今でもエンディングが巻き戻って永久にあの日の北沢タウンホールに閉じ込められることを夢見ちゃいますね。


漫才工房

私は土日にも大抵仕事があるので休日の豪華なライブに行けなくて残念な思いをすることも多かったのですが、漫才工房の日は「平日休みで良かった!!」と毎回ガッツポーズをしていました。

個人的に今年色んな大舞台で見れて1番好きになったネタであるストレッチーズの「キャンプ」や、ウエストランドの「あるなしクイズ」のアイドルやM-1のくだりなど、1年間を象徴するようなネタに出会えた場所が漫才工房でした。
ありがたすぎることに我らが工房長・井口さんは王者となった今も続けたい気持ちを持って下さっているようなので、期待して来年も楽しみにしたいと思います!


8/21&9/3 ランジャタイ×浜口浜村ツーマンライブ『また会えたネ』

私が大学生の頃お笑いライブから遠のいてしまった最大の理由は「浜口浜村の解散」でした。

彼らの解散後も変わらずK-PROライブに行っ
たりマセキユース勢にハマってもう少し地下のライブに足を運んだりしていたのですが、どうしても「もう東京ライブシーンに漫才師・浜口浜村が居ないこと」が頭から離れなくて、それが耐えきれなくて、就活で忙しくなることも理由にして次第にライブに行かなくなりました。

初めて行ったお笑いライブで見た浜浜の「初心」があまりにも衝撃的過ぎて、生で見るお笑いの凄さを実感しました




それ位私の中で大きな大きな存在だった浜口浜村が、復活する。しかもあの頃毎日のようにお世話になっていたK-PROライブで、あの頃からずっと彼らを慕ってくれているランジャタイと一緒に。
こんな夢みたいなことが起きて良いのかと、告知を見た瞬間に思わず小さく悲鳴を上げました。
(ライブ自体の告知よりも先に浜村さんの『7年振りに浜口浜村で漫才します』というツイートが目に入ったのでますます夢かと思いました)
昔よくライブで会っていたけど今は各々別の芸人さんや別のジャンルを追いかけているフォロワーさんが次々に浜浜の事を呟いてて、TLがあの頃に戻ったみたいでその時点で感激しました。
自力でチケットを当てることは出来ませんでしたが、2公演とも心優しい方にお譲りして頂き見ることが出来ました。

東京公演では当時からずっと仲良くしてくれていた浜浜推しの名古屋在住の友達と7年振りに再会し、「今日は人生のご褒美ライブだね」とお互い何度も感極まりながら、渋谷にある私のお気に入りのお店でランチを食べてからシブゲキに向かいました。
名古屋公演ではその友達と、当時も今もK-PROライブ周りでいつも会っている友達と3人で名古屋飯を堪能した後、初めての東別院ホールへ向かいました。
「浜浜を見に名古屋へ遠征する」という夢を叶えられなかったのが当時の心残りの1つだったので、7年越しに実現することが出来て本当に嬉しかったです。

愛する後輩に墓を掘り起こされて不死鳥の如く復活した浜口浜村は、本当にビックリするくらいあの頃と変わらない……むしろ時代が彼らに追いついて、あの頃以上に輝いているようにすら見える紛れもない『漫才師』でした。
浜口さんは普段一般男性Hさんとして生きているとは思えないくらい動きも声もふざけ方もあの頃のまんまだったし、ピンでもトリオでも色々な面白さを追求してきた浜村さんは原点である『漫才コンビ・浜口浜村』としての顔を取り戻していました。


今やレジェンド最下位となったランジャタイも、浜浜に引っ張られてライブに出るようになったあの頃の初期衝動そのまんまみたいな暴れっぷりで最高でした。
エンディングでは井口さん(名古屋では太さんも)乱入してくれて、ますますあの頃を思い出して最高の気分になりました。

ファイナリスト2組(レジェンド最下位と後の王者)に囲まれて「俺達も実質ファイナリストでは?」とすっとぼける浜口浜村
ネタ尺が長過ぎるランジャタイを叱る井口さん
ビートふとしさん
ビートふとしさんに爆笑するランジャタイと浜口さん


名古屋公演の最後のネタ『自己紹介』のオチで浜村さんが残してくれた言葉を信じて、彼らにいつかまた会えることを夢見てこれからも生きていきたいなと思っています。



9/17 まんじゅう大帝国のソロライブ

この日のナルフェスは通し券を買っていたので本当は現地で見る予定だったのですが、途中で体調が悪くなってしまったので朝の2公演だけを見て早退することにしました。
(前日に飲み会があって思ったより夜更かししてしまったのと、朝ごはんを食べる時間が無くておにぎりと飲むゼリーだけで誤魔化していたのが体調不良の原因でした。来年はこんな事態にならないように、食事と睡眠はしっかり取って健康に過ごしたいと思います。)
泣く泣く帰宅しベッドに潜り込むとちょうどまんじゅうのソロライブが始まる時刻だったので、来場チケットにオマケとして付いてくるリアルタイム配信を利用して見ることにしました。

2人のゆったりとした安心感たっぷりの長尺漫才は、ぐったりしていた私の体にも優しく染み渡りました。
小さい頃風邪を引いた時に母親が食べさせてくれたお粥とかプリンを思い出すような、そんな心地良い60分間でした。
その時はそんな事を考える間もなく眠りについてしまいましたが、今思うとここが私の中でまんじゅう大帝国が『ストレッチーズし始めた』ターニングポイントだったように思います。
(ニュアンスが伝わるようになってきたでしょうか……)

その後体調は無事回復し、翌日はナルフェス2日目の配信を買ってから仕事に励みました。
そのフィナーレであるナルゲキ最強王決定戦で、まんじゅう大帝国は見事4代目チャンピオンに輝きました。
私の中で『ストレッチーズし始めた』次の日に、彼らはナルゲキでも堂々と『ストレッチーズした』のです。
これはもう、かなりだいぶとてもアツい!!となり、この頃からストレと並んでまんじゅうも追っかけていこうと意識するようになりました。

(余談ですがソロライブのカードがもらえなかったのが後からじわじわ心残りになってきたので、もしお持ちの方で譲っても良いぞ!という方がいらっしゃいましたら是非お声掛け頂けると幸いです……!)

ソロライブは現地で見れなかったので代わりに他のライブで撮った良いまんじゅうを載せておきます。
11/8 ULTRA JET JAM
12/7 タイタンオチケン

12/8 ムサシ


10/22 ナルゲキロックス

この日はまんじゅう大帝国の最強王決定戦優勝特典であるパネルのお披露目日でした。
前述の通り私は普段土日は仕事のことが多いので土曜開催のこのライブも最初は諦めていたのですが、たまたまその日のお昼に高校の部活の同窓会が予定されていて希望休を取っていたので途中で「いやこの日行けるじゃん!」と気付き慌ててチケットを取りました。
パネルお披露目を見れると分かった時かなりテンションが上がったので、「もう自分はこんなにもまんじゅうの事が好きだったのか……!」と気付きました。
へマルの時と逆で「チケットを取れたから気付いた感情」でした。

当日のパネルお披露目の時間は、主役の竹内さんと田中さんはもちろん、一緒に見届けた全員がめちゃくちゃ楽しそうでカメラのシャッターを切る指が止まりませんでした。
最強王決定戦の時に話していた「ジャケットが掛けやすいフォルム」をちゃんと実現させていたのがなんとも律儀で、素敵な人達だなあ〜好きだなあ……と感じました。
今後新たな王者が生まれた時も、またパネルお披露目の瞬間に立ち会いたいなと思います。

あと先日のK-PROライブアワードでも児島さんが話していた「竹内さんがパネルに抱いていた想い」についての話が大好きで、今もパネルの前を通る度に心の中で「良かったね!」としみじみ思います。
(この話の詳細はナルフェス後のK-PROサロン配信でも聞けるので良ければ是非!)

パネルよりも目立とうとする本物たち
2人とも凄く「らしさ」全開の表情をしていて好きな1枚



他にも、
若武者のフランツ初ストレッチーズ回

人間横丁初残留で山田くんが嬉し泣きしちゃった回

紅多「山田くん、ネタ書いてないのに泣いてるんですよ〜」
貫太「内田ちゃんってもしかしてファイヤーサンダー崎山タイプ!?」
絵にした時、間に居たぎょねこをカットしてしまって
申し訳ない

土岐さんが「後味の悪いあるある探検隊選手権」で無双してたブレナイ

「指舐めてるとこ 見てました!」


竹内さんが「意味不明モノボケ」で無双してたヘビセン

あまりに無双すぎて、終わってから床に落ちてる物を拾ってる竹内さんに田中さんが「拾ったついでにそれでもう1個やってみてよ」っておかわりリクエストしてた


など、K-PROライブアワードで取り上げられてた回に結構足を運べていたのもかなり嬉しかったです。
まだまだ楽しかったライブが沢山あったのですが、ちょっと自分でもビビるほど長くなってきたのでここまでにしておきます。

今年はお笑いライブにまた通い出したお陰で「生きてたらこんなに良いことがあるんだなあ」と沢山思える1年でした!
ライブを通じて仲良くしてくださったお友達やフォロワーさん、ツイートを見て下さった皆さん、本当にありがとうございます。
来年もまた日々の生活を頑張りつつライブに行って、より楽しい人生を送っていきたいと思います!


良いお年を!!!!


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あみ
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