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都会の遭難者

スマホはずっと、apple派。
ミーハーであることは否定しないが、そもそも音楽プレイヤーとしてiPodの第4世代20GBから導入し、iTunesをWindowsパソコンで使いはじめて、当時はCDから大量に取り込んでいたというのが縁。故に、applemusicが前提になった故。
ただ、ユーザーインターフェース等々、会社で持たされているAndroidと較べても秀逸。慣れの問題かもだけど。

ちなみに、iPhone11proの256GBモデル。
8月に2度目のバッテリー交換をしたものの、傷もほぼなく、俺の用途であれば性能も必要十分。
特に不満もなく使っていたのだが、三連休の初日、iOS18へのアップデート作業時にトラブル。
途中でフリーズして、どうにもこうにも復旧出来ない状態に。
ネットで調べて、俺に出来ることは全て試したんだけど、全く改善せず。

つまりは、スマホがない状況にて大都会のど真ん中に取り残されることに。
これが想像以上に不安なのよ。(笑)
部屋にはデスクトップ、かつ会社用のAndroidが手元にあるというのに、、、、、。

その要因は、個人携帯電話とLINEが使えないことに加え、キャッシュレスの端末がなくなったことによると思われる。

結果、池袋の修理専門店に行くことになったのだが、切符買って電車に乗るのって何年ぶり?
(実は、山口で乗ってるんだけど。(^^;;)

なんかさ、世の中から隔絶された感覚があるというか、
まるで、発展途上国の街中を一人で歩いている時に感じる緊張に近いというか、、、、。
つまりは、日本語でコミュニケーションができないという覚悟と、スマホというインターフェースレスで歩いている心持ちが非常に似ている。

まあ、笑わないで聞いて欲しいんだけど、
切符をキャッシュで買って乗るのだって、家族その他から緊急の連絡が入らないもしくは出来ないってのだって、そもそもついでに映画でも観ようと思ったのが、映画館でその場でチケットを買うのだって、コンビニで現金で買うのだって、、、、、
そりゃ出来るよ!(大笑)
でもそういう一つ一つがある種の緊張感が伴うし、今更ながら自分のスマホへの依存度に驚くことに。

自分が先なのか、スマホが先なのか。
使い倒してるのか、使われてるのか。

つまりは、今更だけど完全なインフラな訳だ。
他のインフラと違うのは、その末端ってのは、完全に個人所有でその保守はメーカーと市井の修理屋に依存しているということ。加えて、個人個人のバックアップ体制。
つまりは、端末ってのは思いっきり脆弱ってことになる。

イヤー。こりゃ自己防衛するしかないよね。
今回痛感したのは、スマホ買い替えた時、それまでのスマホを予備機として保有すること。
そして、必ずバックアップはとっておくこと。

考えたら、災害への備えと同じやんね。
不幸はいつ自分に降りかかるか判らない。
まあ、こんな遭難者的なマインドになるのは、俺だけなんかもだけど。(笑)






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