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ふるさとの歴史 上越、糸魚川、妙高 3市の郷土史を歩く〈2〉番外編 縄文時代・古代編 糸魚川市、上越市、中郷区の遺跡 奴奈川姫長年研究・土田孝雄さん(82)語る 出雲政権が特別視 奴奈川の里 ヒスイは霊性の象徴
糸魚川、上越両市のヒスイ文化を象徴する人物が、3世紀から4世紀ごろにこの地域を治めていたとされる奴奈川姫(ぬなかわひめ、ぬながわひめ)。奴奈川姫を長年研究している土田孝雄さん(82、糸魚川市一の宮3)は奴奈川姫と、ヒスイ加工を行っていた「奴奈川の里」が、古代のわが国において特別な意味を持っていたと語る。
奴奈川姫は『古事記』の中で「高志(こし)の国の奴奈川姫」と記述される。出雲政権を治めてい
ふるさとの歴史 上越、糸魚川、妙高 3市の郷土史を歩く〈2〉前編 縄文時代・古代編 糸魚川市、上越市、中郷区の遺跡北陸最大級の規模 糸魚川市の長者ケ原遺跡 ヒスイ大量に発見
東京国立博物館で昨年、縄文時代の遺物を日本各地から多数集めた企画展「縄文―1万年の美の鼓動」が開かれ、大好評。また、現存する日本最古の歴史書で、神話・伝説と多数の歌謡とを含みながら、天皇を中心とする、わが国の統一の由来を物語った『古事記』は、学者のみならず数多くの読者を獲得している。連載2回目は、縄文時代と古代を取り上げる。糸魚川、上越両市で発掘された縄文時代の遺跡を紹介し、また、糸魚川市に伝わ
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