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-スポーツ救護-
沖縄県で、スポーツと健康に関するお仕事をしているヤビクです。
一般社団法人日本スポーツプロジェクト協会で活動しております。
拠点は、沖縄県ですが、トレーナー2人は、県外、海外の活動がほとんどで、
そのうちの一人は、昨年のパリ・オリンピックで、専属でトレーニングを担当している日本代表のセーリングチームが、銀メダルを獲得しています。
そんな、活動をしている私達の団体ですが、その中の一つに、「沖縄県の競技レベルと身体能力の向上!」を目的とした活動があります。
分かりやすく言えば、基礎体力と、身体の使い方を向上させる取り組みです。
走り出しや、ジャンプの時の具体的な身体の使い方や、走る跳ぶだけでなく、全身を連動させるトレーニングなどを行っています。
また、殆どのスポーツに共通する身体の使い方なども意識して取り組んでいます。
このようなトレーニングを積めば、それぞれのスポーツの習得率も高まり、また向上すると考えています。
また「競技レベルと身体能力の向上」については、トレーニングのみに力を入れてもダメだと考えています。
ここからが、本題です。
-スポーツ救護-
トレーニングだけではなく、今年からスポーツケアや、コンディショニングにも力を入れていきます。
その中の一つが、「スポーツ救護」。
スポーツ救護に関しては、これまでも専門の先生方と連携して行なってきましたが、中々継続的なサポートには至っていません。
継続できない理由は、予算不足と、仕組みづくりができていない事です。
驚くかもしれませんが、プロや、ビッグスポーツイベントは別として、殆どのスポーツ大会や、スポーツイベントには、救護ブースはありません。
なので、怪我や、身体の問題が起きたら、自分達でどうにかしないといけません。
もちろん、軽いすり傷や、軽い打撲などであれば、何とかなりますが、衝突による脳震盪や、骨折、夏場は熱中症など、自分達では判断や、対応できない事も発生します。
その時に、適切な判断、処置ができる専門家がそばににいれば、チームもその家族も安心してプレーができます。
また、事態の悪化を防ぐ事もできます。怪我の処置をしてもらった跡に、専門家であれば、この後の適切な過ごし方、また、必要であれば病院の受診も進める事もできます。
例を出すと、捻挫の場合だと「これくらい大丈夫」と、シロウト判断してしまうと、実は、靭帯がかなり損傷していたとか、骨折をしていたケースもありますので、専門家の判断が重要になります。
全てのスポーツ大会やイベントに救護ブースを設置することはできませんが、スポーツ救護ブースの重要性を広めながら、啓発活動をしていきたいと考えています。
そのためには、「予算」「仕組みづくり」この二つの課題と向き合う必要があります。
引き続きこの課題についての取り組みを書いていきたいと思います。