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学力状況調査の示唆を、日々の授業に生かす。

5年国語「固有種が教えてくれること」

説明文の単元を終えた。

この単元は、重視した。

全国学力・学習状況調査の国語の問題とつながるからである。
(問題例:https://www.nier.go.jp/21chousa/21chousa.htm

説明文としての質が高いかはさておき、

「説明文における資料の読み取り」
「説明文における本文と資料の対応関係」
といったことを授業する上で、格好の教材だった。

授業したことを列挙しておくと、

1)音読
2)形式段落分け
3)本文と資料の対応関係の検討(この資料は「何段落に」「どの文に」対応しますか?)
4)文章構成の検討(はじめ・中・終わり+中を2つに分ける)
5)言葉の基本のおさらい(主語・述語・修飾語。修飾語では、椿原正和氏の追試で「スイミー」を使用)
6)図の説明(「この資料は、〜を表しています。・・・」というフォーマットの提示と習熟)
7)要旨をまとめる
8)(筆者の考えに対する)自分の考えを書く

といったところだ。

全国学力・学習状況調査との関係で言うと、
3)5)6)辺りが重要だ。
実践しての成果と課題も見えてきたので、
次の・今後の説明文指導にも繋げていきたい。

また、子ども達が集中し、(時には熱中し)、
巻き込んでいく展開という点でも、成果と課題が見えた。

写真は、子どもが要旨を板書した時のもの

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一番右には、学年一のやんちゃという引き継ぎを受けたIくんが板書をした。

「筆者は〜考えている。」というフォーマットを示し、
重要な段落と文を確定し、
85字程度でまとめる。

これを一度に示しては、Iくんを初め、苦手な子は落ちてしまう。
できる子には自力でやらせながら、
苦手な子には一時一事で手順がインプットされるように、リズムテンポをコントロールする。
Oくんは書けなかったが、27名の子達は書けていた。

こうした事実もまた、
指導法の工夫とともに、一つひとつ積み重ねていきたい。

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