見出し画像

土木技術者に贈る、お役立ちリンク集!vol.26

土木技術者の皆様、こんにちは!教育小委員会の武藤です。

9月だぁ~~~!これで、きつい夏の暑さが徐々にやわらいでくる~~~助かる!!ということで、暑さをコーラで乗り切ってきた私ですが、基本的に休みの日はクーラーが効いた部屋でゲームや本(マンガ)などでまったりしていたのですけどねぇ・・・原○だったり、幻○だったり、ス○ラ3だったり(わかる人は道示です!もとい、同士です!!)

それでは、今回お知らせしたいのはこちらの本の紹介です!(マンガではないよ)

大学生が書いた有限要素法(FEM)のきょうか書

です!!

ん?誤字してないかって?ハハハハハ!私は誤字なんてしませんよ!!(汗)きちんと「教科書」ではなく「きょうか書」が正しいタイトルです。素直に教科書と言われるよりは、きょうか書の方が親しみやすいですね。
この本は、「有限要素法を図解で解説した入門書です。有限要素法は土木に限らず様々な分野で活用されているにも関わらず、理論が複雑で理解しにくいものとなっています。本書では、大学生、高校生、高専生、学生時代に挫折したすべての人のために、できるだけわかりやすく説明したものとなっています」とのことです。つまり、私たちの頭を盛大にバグらせた有限要素法が理解できるようになると?

どうなのかな?気になって、井川委員のお話を聞くと、

「実務で多く使用されている有限要素法解析の理論について、わかりやすく解説されています。
私は地盤に関する有限要素法解析に従事しています。初めて使用した頃は、ソフトに入力する物性値は理解できても、解析結果の是非を判断することができませんでした。そのため、有限要素法解析の理解を深めるために、様々な書籍や論文を読んだり、講習会にも参加しましたが、なかなか理解できずに挫折しそうになりました。諦めずに繰り返し学び、考えることで、少しずつ理解できるようになりました。
本書は非常にわかりやすく解説されていますので、有限要素法解析について学びたい方、興味がある方にオススメの一冊です」

教育小委員会 井川委員

とのことです。これは期待が持てるかもと思い、買って読みました!

実際にその通りでした!あの長文で長々と解説されていた有限要素法が、

少ない文章と、たくさんの図でわかりやすく解説

してくれています。おまけに、表紙のお兄さん(?)が所々ワンポイントアドバイスをしてくれて助かります。3章ではプログラムを使って実際に自分で有限要素法を追うこともできるし、5章では土木技術者には切り離せない地盤の有限要素法も紹介しています。学生時代の「教科書」よりも親しみやすい「きょうか書」を作成してくれてありがとうございます!
本書では「バグの由来」も書いていたりして、そこも私的にポイントが高かったです。
ぜひとも皆さん読んでみてください!!

ではでは、次回もお楽しみに♪

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?