「コロナ後の”土木”のビッグピクチャー」を描くために
はじめに我が国は、少子高齢化・人口減少、地球環境、エネルギー問題に加えて、激甚化する自然災害への対応、さらには新型コロナの感染拡大の影響により生活経済社会が危機的状況にあります。一方、グローバル化の進展に伴う国際競争の激化、IT、DXの進展等々早期に対応すべき課題も山積しています。
コロナ感染の早期収束は急務ですが、土木学会では、コロナ後に向け、今を「転換」の時と考えています。生活経済社会、そしてインフラと公共事業の在り方やシステム・制度を転換し、将来世代の活動を支える未来