むしろ貸しは作りたい
久しぶりの投稿になってしまった、、、
借りを作るのは嫌だが、貸しは作りたいと思った話
性格的に、「人の役に立ちたい」「人の為に何かしたい」という希望が強い方だと思う。これだけ書くと「優しい人」「いい人」と勘違いされそうだが、決してそんなことはなくて、私は常に「見返り」を求める。いや、正確に言えば、返してくれなくてもいいのだが、「私の恩を覚えとけよ」と思うタイプ。
例えば、私は海外に住んでいた時に何度かシェアハウスをしていたのだが、そうすると当然共有のものが出てくる。トイレットペーパーとか洗剤とかそんなもの。私だって決して細かい方ではないし、むしろ大雑把な方ではあるので整理整頓とか掃除に関してはうるさく言わない方だが、生活必需品となれば話は別だ。
ストックは多めに持っておきたい私は、いつも買い物係になった。
お金に関しては共同財布から出しているので損はないが、それに使った時間と足代とストックを毎回管理する手間よ!!!!
「買っといたよ〜」
と言えば
「ありがとう!」
と満面の笑みで言われるが私が欲しいのはそんなもんじゃない。
当時の同居人は、性格的にはとても素直で、世の中はわりと優しさに溢れていると考えてそうなタイプで、決して悪い子ではないし、悪気はないのだが、無意識に人に気を遣わせるタイプ。
彼女にとって、私が毎回買い物に行くことは「好意」としてしか受け取っていない。であれば、「財布も物も全て別々にすれば??」と考えるかもしれないが、それはごもっとも。ただ私は、それをする為の話し合いの場を設けてシステム化する方が手間だと思っていたし、買い物行くことくらい苦ではなかったのだ。今回の主張としては、「好意ではなく貸し」として受け取って欲しかったという私のひねくれた性格だ。
私は、誰かに借りを作るのが嫌いだから、仮に作ってしまったら速攻で返すようにしている。
借りを作るくらいなら貸しを作りたいタイプではあるが、私の場合は決して好意ではないのだ。そんなに、優しいいい人ではない。
だけど、だからと言って、貸したものをそのまま返せとか言っているのではない。返してもらうことは求めていない。
だけど、それを「好意」ではなく「貸し」として受け取って欲しい。
そんなひねくれた考え方するのであれば、勘違いされるような行動を取らないか、「貸し」であることを主張すればいいのだが、もっと根本にあるのは「人の役に立ちたい」というややこしい気持ち。
人の役に立ちたいから進んで何かをしてあげたいが、それは単なる好意でなく貸しである。
ってこと。
プライベートで考えると意地の悪い人に聞こえるような気がするけど、
ビジネスの基本はここで、
「貸し」の対価をお金でもらっているだけじゃないかと思う。