「カメラを止めるな!」と「バチェラー・ジャパン シーズン2」に共通する良いコンテンツの特徴
私のTwitterをフォローしている人からしたら「またかよ」と思うでしょう。
はい、またです。最近この2つの話しかして無い気がするw
だって面白かったんだもん。頭から離れないんだもん。
「カメラを止めるな!」と「バチェラージャパン シーズン2」にハマって「なんで面白いんだろうなー」とそれぞれ考えていた所、ある1つの共通点があることに気づいたのでまとめてみようかなと思います。
ちなみにネタバレはなしです。
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いきなり結論ですが「個性がぶつかるストーリー」である、という点が共通しています。
…あ、もう1段階深い気付きもあるので、まだ離脱しないで…w
続けます。
「カメラを止めるな!」には複数のキャストがいるのですが、そのキャストの性格(≠役のキャラクター)にあわせて当て書き(脚本ありきでキャストを選んだのではなく、キャストにあわせて脚本を書く)をしたとパンフレットに書かれています。
つまりキャストの個性を最大限尊重し、個性をぶつけあう脚本の上で成り立っている作品が「カメラを止めるな!」なのです。
これと同じことが「バチェラー・ジャパン シーズン2」でも言えます。
バチェラーは複数の女性が1人の男性を奪い合う婚活サバイバル番組なわけですが、女性は男性に選ばれるために1人1人が自分をあの手この手でプレゼンテーションしていきます。
特に今回の「バチェラー・ジャパン シーズン2」では、シーズン1を見て学習してきた女性たちが戦略を練った上で集結しているわけです。
なのでより一層自分を見つめ直し、バチバチに個性がぶつかっていく様子を見ることができます。
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個性がぶつかるということは、人と人との「差分」が明確になること。
そして人は「差分」でしかものごとを認識できません。
つまり「差分によって個性を認識すること」自体がエンターテイメントになっているのがこの2つの作品なのです。
ただエンターテイメントとして成り立たせるためには、魅力的な個性を集める必要があります。
今回取り上げた2つの作品は、いずれも「出演者の個性の理解」に相当なコストを掛けています。
「カメラを止めるな!」は、キャストの方にエチュードや既存の映画台本を演じてもらったり「諦めたこと」をテーマに作文を書いてもらうといった行為によって個性を引き出しています。
また「バチェラー」は審査の時に、書類審査や面接だけでなく、複数の質問に答えていく「心理チェック」を行い、その人の個性を科学的に出しているそうです。(バチェラー参加者の人と話した人から聞いた又聞きの話なので、間違っていたらごめんなさい)
このようにしてアプローチは違いますが、メンバーの個性を深く知ることが良い作品づくりに欠かせないのだと気付かされました。
自分も記事を書いたりする仕事もしているので、記事の登場人物をもっと深く知った上で作っていくことを意識して動いていこうと思います。
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