屋外ランニングVSトレッドミル(ランニングマシン)
トレッドミルと屋外ランニングで同じ距離を走った場合、カロリー消費やその他の点に違いがあるのか、気になったことはありませんか?以下のような視点でこんな違いがありそうです。
1. カロリー消費
• トレッドミル
トレッドミルでは地面が動いているため、足を前に出す動作にかかるエネルギーがやや少なくなり、屋外よりカロリー消費が低めになる場合がありそうです。傾斜(1%程度)を設定すると、屋外ランニングに近い負荷になるとのことだが、個人的体感は傾斜2%くらいかなと思います。
• 屋外ランニング
地形の変化や風の抵抗があるため、自然な負荷がかかりやすく、カロリー消費はトレッドミルよりやや高くなる傾向があります。
2. 筋肉の使用
• トレッドミル
地面が動いているため、主に脚を引き上げる動作に集中します。安定した速度で走れるため、体幹や脚の細かい筋肉の負荷は少なめになりそうです。
• 屋外ランニング
地面の不均一さや勾配、風の影響に対応するため、より多くの筋肉、特に体幹や足首周りの筋肉が使われます。
3. 心肺機能への影響
• トレッドミル
一定の速度で走れるため、心拍数をコントロールしやすく、天候や外部要因に左右されないため、心肺機能のトレーニングにも向いている。
• 屋外ランニング
風や坂道の影響で負荷が変動するため、心拍数の変化が多く、インターバルトレーニング的な要素が加わることがあります。
4. 外部要因
• トレッドミル
天候に影響されず、室内で安定した環境下で走れるが、退屈を感じることがある(音楽や映像を見て対策可能)。
• 屋外ランニング
景色の変化や新鮮な空気を楽しめるため、気分転換に最適が、天候や交通の影響を受ける可能性がある。
5. 怪我のリスク
• トレッドミル
衝撃が少なく、関節への負担が軽減されるため、膝や足首に優しい。
• 屋外ランニング
地面の硬さや不均一さによる衝撃が大きい場合も多く、天候や路面の状態によって転倒や怪我のリスクが増加する。
6. 精神面
• トレッドミル
精密なトレーニング(一定速度や距離)に向いているが、単調さからモチベーションが下がる場合もありそう。
• 屋外ランニング
自然や景色を楽しめることで、ストレス軽減や気分転換に繋がりやすい。
まとめ
目的に応じて選択すると、効率よく効果が発揮できるでしょう。
例えば
・カロリー消費や全身の負荷を重視するなら屋外ランニング。
・膝や関節に優しく、一定の条件で走りたいならトレッドミル。
傾向として、初心者やリハビリ目的、測定目的ならトレッドミル、中級者以上や気分転換、レースなどを考えられている場合は屋外ランニングがおすすめです。