パッケージ改革でイナズマ級ヒット!ブラックサンダーV字回復の秘密
1. 初代:『暗闇のデビュー!読みにくいパッケージが招いた低迷』
1994年に誕生した初代ブラックサンダーは、英語表記の「Black Thunder」をメインにしたデザインで登場しました。しかし、日本の消費者には英語のみのパッケージは読みにくく、親しみが薄かったため、目立つことなく売上は低迷。商品の認知度が低かったため、一時的に生産中止の危機に陥りました。
2. 2代目:『カタカナ化で見やすく!リニューアルの再出発』
生産中止を経て、福岡県内の駄菓子屋やスーパーで人気が再燃したブラックサンダーは、再販売と共にカタカナ表記を追加した2代目パッケージへとリニューアル。英語だけでなく、「ブラックサンダー」とカタカナ表記を入れることで視認性が向上し、消費者が商品名を覚えやすくなりました。このシンプルな変更が、再び市場に注目を集めるきっかけとなりました。
3. 3代目:『イナズマ級のインパクト!視覚とキャッチコピーの改革』
次の大きな変化は3代目パッケージで、中央に大きく「ブラックサンダー」とカタカナで表示。さらに「おいしさイナズマ級」というキャッチコピーが加わり、商品のインパクトを強調しました。このキャッチコピーは、商品の食感や味わいを巧みに表現し、消費者の記憶に残る要素となり、知名度が急上昇しました。
4. 4代目:『ポップで魅力的に!全国区のヒット商品へ』
4代目パッケージでは、よりポップで親しみやすいデザインへと進化。ビジュアル要素を強化し、若年層を中心に広くアピールできるようなデザインになりました。これにより、全国展開が成功し、ブラックサンダーはV字回復どころか累計17億本を超える大ヒット商品となりました。
初代パッケージ
1994年、豊橋工場で誕生。
初期の商品名はアルファベット表記。
商品名はココアクッキーを連想させる
「ブラック」をキーワードに考案。
2代目パッケージ
2000年にリニューアル第一弾。
商品コピーに「おいしさイナズマ級!」
初登場。
3代目パッケージ
2003年8月リニューアル第二弾。
商品名をカタカナ表記に変更。
商品コピーに「若い女性に大ヒット中!」
出現。
4代目パッケージ
2008年リニューアル。
赤と黒のパッケージで一新。
キャッチコピーは「大人も子供も虜!」
で国民みんな虜に(笑)
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