
スクワットの評価②
あらかじめ、最大挙上重量が分かっている場合の回数設定方法
1 . %1RM
• %1RMとは、最大挙上重量(1RM)の何%を使用するかを基準にしたものです。
• 以下の表の推定レップ数は、特定の%1RMで挙げられる回数の目安を示しています。
この表は経験則や研究に基づいており、トレーニング負荷の設定やレップレンジの管理に役立ちます。
2 . %RM表

例
・ 1RM 100kgで6レップを狙う場合
100kg✖️85%=85kg
・ 1RM 100kgで10レップを狙う場合
100kg✖️75%=75kg
3 . 両者をどう使い分けるべきか
%1RMと推定レップ数を使う場面
• 目的: トレーニング計画を立てる際に、強度と回数を具体的に設定したい場合。
• 例: 筋肥大を狙う場合は70〜85%1RMで6〜12回を目安に設定。
推定1RM計算式を使う場面
• 目的: 最大挙上重量(1RM)がわからない場合に、現在の筋力レベルを推測したい場合。
• 例: 80kgで8回挙げられるなら、計算式で1RM(≒100kg)を予測し、それを基に%1RMを設定。
まとめ
• %1RMと推定レップ数は、「1RMが既にわかっている場合」に有効で、トレーニング計画に直結します。
• 推定1RM計算式は、「1RMが不明な場合」に、挙げられる回数から1RMを予測する方法として使います。
両方を組み合わせることで、トレーニングをより効率的に計画・管理することができます。
推定1RM計算法はこちら