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「0から始めるCWコンテスター養成講座」ーCWへの取り組み
「マイクの撤去」・・・これが自分のCWへの取り組み方だった・・・CWをマスターするまではマイクは握らない、使わない、フォーン(電話)やらない・・・これは相当の決意を要するし、SSBの楽しみを断念することに他ならない・・・それまで相当時間フォーンで楽しんで来られた方なら、考えられないことなのだ。しかし、どうしてもCWをやりたいという自分にはまさにうってつけの策だった・・・逃げ場を作らない・・・楽な道を作らない・・・これがCWマスターへの第一歩だったのだ・・マイクは当然のように無線シャックからは撤去・・棚の見えないところか、押し入れにしまったのを覚えている・・・最終的には非常時用のハンドマイクのみ残して、スタンドマイクはオークションで売り払ってしまった・・・。机上にあるのは電鍵とパドルのみ・・・無線とは電信であり、CWこそがアマチュア無線なのだと・・・これは一つの威信であり、自分の中のプライドへと成長していったCW人生のなかの一コマとなったのだ…。SSBフォーンはほとんど聞かず、その大海と呼べる大海原へは一切出向はしなかった。自分の唯一生きる場所は7MHzで言えば7000KHz~7040KHzの小狭い空間であり、そこに場を見出したのだ…。プライドを持て・・・CWプライドだ・・人にできないことをやろうとするのだから・・いやこんなことできっこないと自分が思う事柄をやろうとするのだからプライドを持て・・・そのための犠牲と苦労と時間と涙を惜しむな・・・マイクの撤去はこの覚悟を表すものなのだ・・・まだ見ぬ景色を見るために・・さて、スタンドマイクを買い戻したのは2022年・・・撤去してから13年後のことだった・・・必要に迫られて・・・ということなのだが、コンテストは7MHzシングルバンド電信部門のみの参戦をポリシーとしていたのだが、残念なことに各国内コンテストにおいては電信部門のみというのが少なく、どうしても同じ7MHzシングルバンドにおいても電信電話部門というのがやたら多くなってきた・・・コンテスト人口減少のせいか、その理由は分からないが、とにかく、コンテストに勝つためには電話もやらねば勝てないのだ・・それでやもなくスタンドマイクを買い戻したというわけだ・・・今は撤去したマイクが無線シャックにド~~ンと据えてある・・パドルと一緒にだ・・コンテストで勝つために・・・14年前のあの決定は何も無駄ではなかった・・・いやむしろ撤去してよかった・・今得ているものは大きすぎるのだ・・・・。
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