保健室から vol.50「鼻うがい」
2月15日に配信。
最大のピークは過ぎていましたが、まだまだ第6波の入口。
保健室から vol.50
「鼻うがい」
そろそろアレが飛び始めるかもしれない。
世の人々を震撼させるアレが。
そう、スギ花粉です。
私は「花粉症」という言葉が一般的になるかなり前からの、
筋金入りの花粉症。
何年か前に、福井大学医学部がおこなった減感作療法の実験に参加しました。
スギ花粉のエキスを少しずつ体に取り入れて、
体のほうを慣らしちゃうという療法です。
医学の進歩のために進んで協力を申し入れました。
決してタダで花粉症を治してもらおうなんてけちな了見ではありません。
ありませんとも。
三年ほど月一で福井大学に通って、
全快というわけにはいかないまでもかなり楽にはなりました。
さて、我が家ではフウちゃんもミイちゃんも花粉症。
ところが一昨年、昨年はみんな症状は軽かった。
マスク効果ですな。鼻から入る花粉の量が激減したようです。
今年もマスク効果に期待したい・・・ところではありますが、
こういう危険もある。
まず、花粉症は目にくる。目が痒い。痒いとつい触っちゃう。
手についていたウイルスが目の粘膜に・・・
そして、症状が軽いとはいえ、少々のくしゃみはでる。
花粉症の症状と、現在のオミクロン株コロナの症状はほぼ同じ。
コロナ感染に気づかずにくしゃみをして回っていると、
ウイルスをまき散らしてしまう。
だから、花粉症のみなさん、次のことにはよくよくご注意を。
目を触らない。痒いときは目薬の力を借りましょう。
くしゃみをするときは人のいない方を向いて、マスクは外さない。
わざわざマスクを外してくしゃみをする方もいるが、
なんのためのマスクか。
手指は常に清潔に。鼻をかむときに手にウイルスがついていたら大変だ。
ところで、先日から「鼻うがい」というものを始めました。
うがい液を両の鼻に通す。全然痛くない。さっぱりしてなかなかよろしい。
生理食塩水でも良いらしい。
びいるで鼻うがいは・・・、
アカンな。
昔と比べるとだいぶ楽になったとはいえ、春先は憂鬱です。
出先ではマスクをしていましたが、家の中では外す。
なんだか目がショボショボしたり、鼻がムズムズ。
飲み薬や点鼻薬が離せません。
というのが例年の私でした。
で、今年はというと、とっても楽でした。
そうか、仕事しなかったからだ!
花粉より仕事に反応していたんだ!
ということではないと思いますが、
まあ、ストレスはかなり軽減されたでしょうね。
でも、いまだに夢に見ることもある。
「ああ、学校行きたくない!」っていう夢。
目覚めて数秒してから、
「そうだ、もう行かなくていいんだ」と気づく。
あとどれぐらいしたらこの呪縛から解き放たれることか?
巷では教員志望者が激減しているらしいですね。
そりゃそうだよなあ…
ところで、「保健室から」はあと5回で終了です。