【徹底解説】マーケティング検定2級の最短合格勉強法 | 難易度・公式問題集・参考書 | 最新版・攻略
世の中に最新のマーケティング検定記事がないので、今回はマーケティング歴7年目の自分が徹底解説していきたいと思います。
この記事は、マーケティング検定2級を受験しようとしている人向けに、合格するまでの準備・勉強法をまとめたものです。
1、マーケティング検定とは?
2017年から始まった内閣府認定のマーケティングに関する資格です。具体的にはどんなものか、試験レベルや試験方法はどうなっているのか?日本マーケティング協会の公式HPによると以下のように記載しています。
つまりは、マーケティング検定とはマーケターとして知識があるかどうかを可視化する試験のようなものです。例えるなら、漢検や英検みたいなものです。
マーケティング検定を採用する企業も増えているようで、公式HPによると博報堂、インテージ、NECソリューションイノベーターなどが社内で採用しています。
2、就職活動・転職活動・仕事に生かせる?
TOEICにように、就職活動・転職活動の足切りのような使い方はまだ見受けられないですが、あれば有利になるようです。特にBtoCビジネスを展開している企業のようなマーケティングに力を入れている企業を志望している場合だとアピールポイントとなります。
ただし、仕事に生かせるかというとそうではないようです。マーケティング検定はあくまで理論や知識。理論や知識を知っているからと言って、マーケティングができるかと言うとそうではありません。
マーケターとして仕事で成果を出すためには、理論とマーケティングの実務経験どちらも必要です。
3、合格の難易度は?
マーケティング検定2級は、90分で全40問。正答率が70%以上で合格となります。ちなみにBtoCのマーケティングを7年している自分でも分からないことが多く、マーケティングを仕事でしている人でも勉強しないと絶対受からないレベルと考えていいです。
マーケティング理論の知識ではなく、専門用語がとても多いこと。正直半分くらい聞いたことのないカタカナ。4-5択の選択式で専門知識以外にも、国語力がとても必要で、何が合っていて、何が誤っているか見分けがつきません。なので、きちんと公式問題集を解いて慣れることが大切です。
4、公式問題集を徹底解説!
マーケティング協会のHPには以下2冊の公式問題集を推奨されています。公式問題集は上下巻の構成でそれぞれかなりのボリュームがあります。なのでこの2冊を完全にマスターしましょう。
・マーケティング検定2級 公式問題集&解説(上巻)
全306ページ
・マーケティング検定2級 公式問題集&解説(下巻)
全308ページ
公式問題集の中身はどんなものかというとこんな感じです。
問題と解説の2つの構成で成り立っています。解説がとても多く、専門用語が多いので根気が必要です。
公式問題集の中身の構成をまとめてみました。上下合わせて問題は91問、614ページ。
尚、マーケティング協会のHPには問題集の他、以下3冊の参考図書を記載しています。やる気・時間・お金に余裕のある人向けですね。そもそも、公式問題集で11,000円かかって高額なうえにこれまで買うと書籍代で20,000円は軽く超えます。
5、最短で合格する勉強法
勉強のコツは「全て覚えようとしないこと。分からない所だけ集中して覚える」これに尽きます。これこそが、時間のない人でも最短で合格するコツです。
つまり、問題を解いて、知識をつけて再度問題に挑戦する。繰り返しによる知識の定着化です。そのうえで周辺知識をつけていきましょう。
具体的には、、、
誤っている者を選ぶ問題でこの答えは「イ」ですが、これで間違った場合なぜ間違ったのかを分析します。
ここが誤りで、「正しい概念はマーケターはニーズを作り出すことはできず、ニーズは人間本来備わっている」というのが正しい概念です。なので、この正しい概念を覚えて、次ページ以降の解説の太字・赤字の所を熟読して知識の定着化をしましょう。
合格するためにどのくらい勉強していいかを知りたい人はコチラをご覧ください。
最後に
マーケティングとは何か?という質問の答えは人それぞれですが、自分はマーケティングは「経営」だと思っています。最小限の資本で最大限の収益を得る活動です。言い換えると、目標に対して効率よく達成するための戦略立案と行動です。
マーケティング検定も同じで、2級合格と言う目標に向かって、いかに効率よい勉強を行うか。そのために事前準備(情報収集)、そこからの合格という目標に向かって最短で達成する戦略(勉強方法)の立案と実行が必要です。
このまとめが皆さんの2級合格の一助となれば幸いです。
読んで頂き有難うございました。
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