ファンダムやファンベースの議論で興味深いこと
ファンダムやファンベースの議論が出てくる時にいつも思うのは、ファンダムの推進の主張でありがちなのは、市場の発見・開拓への視点が欠けているということです。
ファンを作る、ファンを増やすために、ビジョン、ミッションの浸透が必要、そのために経営者の発信やコミットメントが必要と言うこと自体はわかります。では、そのマーケティング施策としてよく言われるファンミーティングやユーザー会は、これから始めたい企業はいきなりやるべきなのか?
そもそも、最初のファンを作るにはどうすればよい?そこを飛ばしてファンを拡大とか維持とかはできないのではないか?つまり、ファンダム施策とは、新規顧客開拓ではなく、継続顧客育成の議論にすぎないということなのか。
どうも、ビジネスの第一歩の新規顧客=最初のファンの開拓の議論なしにいきなりファンダム施策の話をするのは片手落ちに思えます。
「ファン化」と「ファン増大施策」は別という認識が重要ということですね。
引っかかりを感じた記事を、ご参考に:
https://note.com/hidemaru1976/n/n6af18c7748fa