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#02 滞在先の選定 誰でもできる 理想の多拠点生活 2020年最新


理想の田舎暮らしをするにあたってのリスクやコストがほぼかからない方法もあります。以下の3つの点から説明したいと思います。

1.地方の現状

田舎では共通の問題を抱えています。人手不足、高齢者問題、後継者不足といった地域の過疎化の問題です。このような状況なので行政も様々な施策を打ち出して活性化を図っており基本的には人が来るのをどの地方も歓迎しています。住居や移住にあたって地方の優遇政策を利用することもできますし本格的に就農を考えている人には補助金制度もあります(※年齢制限あり)新規就農相談センター

つまり地方に移り住むのは歓迎される傾向にあるということ。

ただ私はこのような制度を利用せず、直接農家さんとコンタクトをとることにしました。理由として

1.就農はきつい

2.とはいえ田舎でのんびり生活したい

こんなわがままな要求であるため、直接農家さんとコンタクトを取り、双方にとって利益となる方法を提案しました。つまり午前中は農作業をお手伝いし、午後は完全フリーで過ごす契約です。私は就農👨‍🌾している友人がいたのでお互い納得して始めることができましたが、周りにそのような方がいない場合先ずは滞在先を探すことから始めることになります。

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2.滞在先の選定

SNSやblog,youtubeで個人が情報を発信できるようになったので、滞在先の検索方法についてはSNSを通じて個々の農家さんにコンタクトをとることができます。twitterやインスタ,blogやホームページを見て自分が興味のある地域・分野で情報発信している農家さんにダイレクトメッセージを送ってみると良いでしょう。相手もどのような人が来るのか不安なのでメッセージを送るときは、簡単な自己紹介も含めた方が安心されます。その際一つ屋根に住むのは双方気を遣うため、別棟や離れ屋敷、古民家など運営している受け入れ先など長期滞在が可能な施設があるかどうか予めが確認した方が良いかもしれません。ただこれらは実際に赴くと空き家や住まいは現地で見つかることも多いので、先ずはいきなり滞在ではなく興味がある旨連絡して見学しにいけるスケジュールを組んでみましょう。

この際自分が楽しめそうと感じる点は大事なポイントですが、相手のビジョンに共感できるかも大事な点です。

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3.滞在前の体験

いくら風景が夢にみたほどに美しく、自分のやってみたいことができそうな場所だと考えても実際に赴いて自らの目で見て感じることはとても大切です。

多くの人は田舎ではまったり暮らしたい、自分のスタイルで自由気儘に生活したい、と思われているかもしれません。しかし自分が見聞きした経験では目的なく田舎暮らしをしてもずっと家に篭っていてお昼まで寝ている生活や、さらに悪いケースでは家を購入したが相場より高かったことが分かり不動産と揉めているなど理想とのギャップに戸惑っている人も見受けられます。また畑を購入してもなかなか手入れができず放置状態になったりなど、いきなり田舎暮らしを始めてもなかなかうまく行かないケースもあります。

そこで既存の農家や林業といった受け入れ先でお手伝いをしつつ、離れや古民家がある農家に住んで彼らの生業を手助けしつつ、自分の自由な時間を獲得する方法です。これには3つの利点があります。

1.規則正しい生活を送れる

2.新しいコミュニティに入れる

3.スキルを身に着けられる


次回は実際に私が行なっている日常について記してみます。

田舎暮らしに興味がある方。楽しく自分らしい生活を送ってみたい方に役立てつ情報を金銭といった現実的な観点からも発信していきます