#05 滞在先への提案 誰でもできる 理想の多拠点生活 2020年最新
田舎暮らしを提供している農家さんを探して体験する記事からの続きです。
交渉
長期滞在できる農家さんとは、体験プログラムを通して面識が持てている段階なので、ここから交渉に入りますが体験中に自身の考えを話してみて相手側の反応を確認しておきましょう。
自身のスキルや受け入れ先の環境によって提案できる内容は様々ですが、私が現在行なっているのは午前中手伝い、午後はフリーという半農に近い形です。そして提案時には以下の3つの点を意識することが肝要だと考えています。
提案
1.受け入れ先のサイトやSNS情報をよく読んで、また体験中に実際の作業を観察する。
2.課題を聞く。
3.自分の滞在が受け入れ先にとってどのような利点があるか提案する。
1.については受け入れ先の発信している情報を取得することで、理念ややりたい事、日々の作業についての情報を取得します。多くの場合(企業にも言えることですが)人はビジョンに共感して集まります。
2.農家の方は日々忙しく働いている方が多いため、取得できる情報は事前に抑えておきますが認識のすり合わせも含めてやはり直接問題点・課題点を聞きます。
3.上記踏まえて自分が対応できそうな事柄を提案します。多くの場所は人手が足りていないので、単純作業を手伝うだけで喜ばれます。
提案時に滞在先における費用についても言及します。この辺りは環境に応じて異なるので臨機応変な対応が必要ですが、私の場合では滞在費を支払っています。とは言え料理や色々な便宜を図ってもらっているため出費としては僅かと言えます。総じて田舎の生活では周りの人からお世話になることが多いです。
田舎に滞在するにあたっては様々なケースが考えられますが、お勧めとしては受け入れ先と何らかの形で交流するタイプです。これは経済的に余裕があって民家を購入して一人で暮らしができるとしてもです。理由として地方に新しいコミュニティーを形成することにあるからです。
コミュニティ作り
まったり村〜に滞在してから受入先の北山家との交流は勿論深まりましたが、それだけではなくこの小さな農園を訪れる大家さんや林業の方、お菓子工房を経営されている方、また村のTV番組を制作したプロディーサーといった様々な人たちと友人・知人になることができました。今まで交流したことがない分野の人も多く、人と話すのはとても勉強になります。
農家はどこも人手不足なので、半農の手伝いだけでも喜ばれる場所は多いです。今私が住んでいる集落では空いている民家もあるため、田舎暮らしに興味ある方いればDM送ってみてください。
次回は受け入れ先が決まった後の話について 相手に滞在してもらってよかったと思われる方法について記載して参ります。
田舎暮らしに興味がある方。楽しく自分らしい生活を送ってみたい方に役立てつ情報を金銭といった現実的な観点からも発信していきます