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Photo by
soeji
痛みを我慢してまで
5歳の息子が怪我をした。
走りながら縄跳びをしていたら、つまずいて転んでしまい、顔を擦りむいてしまったらしい。
傷は深いものではないけれど、やっぱり顔を怪我したら痛いよね。
そんな時に限って、今日はプール教室へ行く日。
当然のことながら、怪我したばかりでプールへ入ったら痛いだろう。そんなことは小さい子どもでも想像がつく。
そうなると、当然のことながら「プール教室は休みたい」となる。
結果としては、お休みしたらしいけどね。
プール教室のことを軽く見ているわけではないけれど、痛い思いをしてまでやることではないと思う。
だから休んだからといって、ぼくは何も思わない。当然のことだと思った。
しかし擦り傷ぐらい我慢して、プール教室へ行って欲しいと考える人もいる。
男の子なんだから、そのぐらいの根性は必要だろうとのこと。
本当にそうだろうか?
本当に男の子は、根性がなくてはダメなんだろうか?
確かに根性がないよりは、あった方が良いかもしれない。
でもその根性が仇となり、とても残念な結果となってしまった人をぼくは知っている。
多少の怪我を物ともせず、根性のある強い大人になって欲しいという願いがあってのことだろうけどね。
痛みを我慢してまでやらなきゃいけないことなんて、この世の中ほとんどないと思うけどな。