ワクチン接種による「感染予防効果」の論理思考
前回に論じてきたとおり、
ワクチンを接種したものは、自ら感染するし、他者にも感染させます。
ワクチンの接種には、感染予防効果はありません。
重症予防効果しかありません。
別の角度から考えてみます。
ワクチンは感染してから効果を発揮するもの
そもそもワクチンは、感染してから機能を発揮します。
通常の感染より先んじて免疫を作っておくためです。
よってそもそも感染しなければ、機能そのものが発揮されず、その効果を測ることすらできません。
「ワクチンを○回接種したのに感染しました。」というニュースがよく報道されていますが、ナンセンスです。
「ワクチンを接種してたのに、感染したのか。」という批判も同じです。
まず第1に感染し、第2にその感染による症状が抑制されたかどうかが焦点です。
Aであるならば、Bである。
という命題があったときに、そもそもAでなければ、Bであることが真か偽かを論じる意味がありません。
AはAであるという同一律が満たされていないことになります。
感染した(A)ならば、重症化しにくい(B)
感染していない(A)ならば、重症化しにくい(B) *当たり前です。
ですから、ワクチンを接種した効果を論じる前提条件が感染することだからです。
批判すべき論点
「感染しました。」、「ワクチンを接種したのに感染しました。」という国会議員や芸能人など著名人のニュースの批判の論点は、
ワクチンに感染予防効果があります
他者に感染させないためにもワクチンを接種しましょう
という説明や宣伝が間違いだった、偽りだったということを論点にする必要があります。