南房総エリアの家族会
先日、
南房総エリアにある「ひきこもり」家族会に参加しました。
東京駅からバスで2時間掛けて、
最寄り駅の館山へ...
館山に行くのは初めてですが、
10年以上前、
亀田総合病院に通っていた頃に利用した『安房鴨川』駅の雰囲気にそっくりで、
懐かしい気持ちになりました。
南国風の雰囲気もありますが、
沖縄や鹿児島の南端にある指宿のような陽の光に包まれた開放感とは違い、何となく寂しい雰囲気を感じていました。
駅の周辺は小さなお店がいくつかあるくらいで、
スターバックスはもちろんなく、
飲食のチェーン店は全くなく、
何もないところという感じでした。
多摩地域や山梨の家族会に行った時も何もないところだなと感じましたが、
海に囲まれた南房総エリアは、
またそれらとは違った独特な雰囲気がありました。
家族会が開催しれている公民館へはタクシーに乗って3分ほどで到着しました。
公民館の雰囲気は、
田舎の公民館という感じの古い外観に薄暗い廊下で寂しい雰囲気がありましたが、
海に囲まれて都会から離れているせいか、
より、静謐な感じがしました。
家族会での詳細を書くのは控えますが、
家族会に参加した方の中に、偶然、
亀田総合病院に縁がある人がおられて、
僕が通っていた頃の主治医の先生がまだ勤務されているという話をお聞きしました。
家族会が終わって、
館山駅まで車で送って頂き、
バスの時間まで周辺で過ごすことにしました。
南房総エリアや館山の公民館の静けさ、
海に囲まれていること、
10数年前に通っていた亀田総合病院の思い出などが相まって、
感傷的な気持ちになりました。
館山駅の近くのビルの一階がガラス張りになっていて、室内でスライドを見ながらミーティングをしている人たちが見えました。
駅前のもう1つのビルは1階の室内でビアガーデンをしているような雰囲気があり、
少し賑やかな感じでした。
それらのビルの1階の人たちとコミュニケーションしてみたい気持ちもありましたが、何となくその日は気持ちに余裕がなく、早く帰りたい気持ちになり、30分ほど駅周辺をぶらぶらしてバス停でバスを待つことにしました。
行きのバスよりも、
帰りのバスはだいぶ時間が長く感じました。
また、
機会があれば遊びに行きたいところです。