循環させるということ。
最近、
TVerで昔のドラマがたくさん配信されていて
金八先生の第6シリーズを久々に観まして。
上戸彩ちゃんが出てるやつです。
全体的に重いテーマが盛りだくさんで
ちょっとしんどい。
けど胸が熱くなることも多い
そんなシリーズ。
いじめられて、登校拒否をする生徒がいて、
学校を休んでる間
授業のノートをFAXしてくれるクラスメイトが現れるんですね。
まだ学校には行けないけれど
少しづつ心が癒されていく。
そしてしばらくして
登校拒否の原因を作った
いじめの加害者の生徒の父親が自殺未遂する
という事件が起きる。
父親が自殺未遂したその生徒が
今度は学校に行かなくなる。
そして
いじめの加害者と被害者
2人の生徒が関わり合うきっかけを
金八先生が作るわけです。
心を通わせていく
いじめの加害者と被害者。
そうこうしているうちに
いじめられていた生徒は
学校に行く決意をする。
その理由が
「今度は私がノートをとって届ける側になる」
というもの。
ノートをとるには
学校行かなきゃいけないもんね。
しかもノートを届けたい相手は
他でもない自分をいじめていた生徒。
いやあもう、ひとりで夜な夜なみてて
胸がこう、カーッと熱くなりまして。
相手が自分をいじめていた人間
という点も驚愕だけど
人からもらった優しさを
もらったその相手ではなく
別の誰かに還元する
というところ。
シビれますなあ…
良くしてもらったら
良くしてくれた相手に何かお返しを!
と思いますよね。
いえそれも大切で素敵なことですけれどね。
もらった相手に返すだけでは
そこで止まってしまうからね。
「循環させる」
別の誰かへ還す
そしてまた別の誰かへ
それを中学生がやっている…
まあドラマの中の話なんですがね。
私、そんな考えになれたのは
30過ぎてやっとですよ…
金八先生おもろいです。
今は第1シリーズが公開中。
杉田かおるの「15歳の母」が気になって
これもまたちょこちょこ観てます📺
この時代の人たちの台詞回しや演技って
みんな似通ってるなあと感じるけど、
杉田かおるはちょっと他の子とは違うなあ。
これが演技が「上手い」ってことなんかなあ。