アントニオ猪木という病
【アントニオ猪木に纏わる本が読みたい】
ビジネス本、小説、ノンフィクション、時代小説などを読んできた私。
ですが、今までは買った事がなかった「猪木に纏わる本」がどうしても読みたい。
著作者が違うと、色んな猪木を知る事ができ、それが楽しいと思う自分になるなんて、1年前、いや今年の4月までは思いもしなかったこと。
猪木ファンの皆さんなら、読まれた本ばかりかもしれませんが紹介を兼ねた感想をまとめてみます。
【格闘家 アントニオ猪木 -ファイティングアーツを極めた男- 著者 木村光一】
猪木の強さ、凄さよりも、「元気ですかーっ!元気があれば、何でも出来る!」「来い!このヤロー」「闘魂ビンタ」など、その名台詞やパフォーマンスが好きだった人間なので、格闘家としての猪木を解説したこの本は衝撃でした、いやホント。
私なぞに詳細を説明する事は出来ませんが、表紙の猪木を眺めるだけでも、その格好良さに惚れ惚れしてしまう。そして、何故あの時代、猪木の試合を観なかったのかと後悔の念も覚えます。
補足)自宅が田舎だったので、民放は1チャンネルのみ。国際プロレスしか放映しておらず、猪木の試合を観る事は叶わず、でした。
【力道山未亡人】
力道山?しかも未亡人。読む事はないかな?と思ってた本。
ところが何と、いざ読んでみたらコノ本も衝撃の連続。登場人物の人数が桁外れ、1941から現在までの80年の長きに渡る物語。なのに、その場面の全てが自ら体験したかの様に感じる圧倒的な筆力。
しかも、しかもです。猪木が此処にもいた。
そしてリキさんから「おいアゴ!」と呼ばれる若き日のアントン。
重版5刷りされてるコノ本は、ホンマもんでした。
【言語学バーリ・トゥード 2】
著者は言語学者なのに表紙は猪木!?
サブタイトルが「迷わず読めよ!読めばわかるさ」
それだけで、読む価値ありでしょう、と購入したのが先日の事なので、未読の一冊。
なんでも、著者の川添愛さんは筋金入りの猪木ファンで、出版トークイベントには赤い闘魂マフラー姿で参上されたとか。
完全にプロレスラーですやん。
読む前から、楽しい(笑)
【番外編】
たまたま読んでみたら、猪木に関するエッセイがなんと2作も!
川添愛さん
-心に残る 猪木の言葉-
「猪木なら、原爆が落ちてきても受け止める」
夢枕獏さん
-ファンタジーに捧げた肉体-
「猪木は、世界に誇る日本三大偉人の1人」
【2025年に出版される本】
猪木ファンなら知ってる「シュツットガルトの惨劇」相手は、猪木が最も苦戦したレスラー「ローランボック」
ボック自伝は2021年にドイツで出版され、日本語版の出版への期待も膨らみましたが叶わず。
しかし、先日、クラウドファンディングが目標達成し、約1年後に日本語版の出版が確定しました。
現在は、セカンドチャレンジ(目標の20%アップ達成で、ハードカバー=上製本での出版にグレードアップ)を継続中です。
猪木に纏わる物語を読みたい人、とにかく猪木を応援したい人、コチラのサイトで詳細が確認できますので、是非!
私はトートバッグも欲しくなり、11,000円の支援に申込みしました。
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