【精油#17】パチュリ
本日の精油は、”パチュリ”です。墨汁の香りづけにも使われるからか、日本らしい印象を想起させてくれます。
墨汁といえば、私の祖父が習字の先生でレッスン中とても厳しく指導された記憶が。(孫にも関わらず、お構いなしでした)
その厳しさと裏腹に、まったく字は上達しませんでしたが祖父には感謝しています。
それはさておき、グラウンディングの強いパチュリ。この精油がもたらす効果と使い方についてまとめていきたいと思います。
前回、投稿したジンジャーをアップデートしたので、もしお時間あれば覗いてみてください。
パチュリとは?
墨汁を思わせる、深みのあるオリエンタルな香り。
インドや中国の伝統医療でも古くから使われてきた植物です。せわしなかったり、不安などで落ち着かない心を鎮めて、しっかりと地につけてくれます。
このように落ち着いた雰囲気の香りはブレンドに使うと、年配の方にも安心感を与えることができます。
華やかさや甘さはありませんが、香りの凹凸をフラットにし、他の精油の個性を保ちながら全体をニュートラルな印象に仕上げる役割を持っています。
【精油名】パチュリ
【学名】Pogostemom cabin
【科名】シソ科
【抽出部位】葉
【抽出方法】水蒸気蒸留法
【ノート】ベース
【主な原産地】ブラジル・インドネシア・中国・マレーシア
【作用】抗菌作用、鎮静作用、抗うつ作用
【禁忌・注意事項】基本的な注意事項を守る*
【香りの印象】土を思わせるような、オリエンタルな墨汁の香り
【性質】平/燥
【陰陽五行】中/土
【チャクラ】第1チャクラ
効能と作用
心と体のバランスを整えてくれる精油で、リラクゼーション効果も高く、しっかりと心に芯を持てるようにサポートしてくれます。
不安を感じる時、落ち込みが激しい時、エネルギーが低下している時にネガティブな感情や精神的なストレスを払拭してくれます。
抗菌作用、抗炎症作用に優れ、傷や炎症の手当て、感染防止などに有効です。
肌の再生や保湿なども助けるため美容目的にも使われます。
①身体作用
過食を抑える香りとして有名なパチュリ。
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