甘いものは怖いなと思う

私の仕事仲間のMがここ何週間も前にずっとなんか調子が良くなさそう。熱があるとか、風邪がひいてるのかと思って聞いてみるけど「そうではない」というし、確かに風邪のような、熱があるような様子の調子悪そう・・・ではない。

それで彼女に色々聞いてみると、彼女はかれこれ20年前から薬を飲み続けているそう。その数１８種類。ヒエェぇぇ・・・聞いたことないそんなの。「なんでそんなことになっちゃったの？」２０年も飲み続けるなんてその間辞めることはできなかったのかなぁ。

睡眠導入剤だったり、そう鬱、精神安定剤だったり、血圧も高あったり、あちこちが痛いので痛み止め、それに伴い胃痛薬、薬を色々飲むからお腹も降ったりするそうで、その数毎日１８種類。朝、１８種類の薬を飲むだ朝食になりそうな・・・。

私はというと、イギリスに来てからというもの病院の敷居が高いので、とにかくなんでも自分の免疫を信じることにしている。薬は年に何回か飲むことがある程度。熱が出たぐらいじゃ、絶対に飲まない。高い熱が出ても熱は自分の抗体を作ると思えば熱が出ることも大事な仕事で絶対に飲むことはない。たまーに喘息っぽいものが出た時薬を飲むことはあるが、それでも、飲んで２回ぐらい。その薬すら飲まない年もある。そんな私に１８種類の薬を毎日飲むという行為は信じれないというか、それよりも、どうしてそんな
１８種類も飲むことになるのか根本を直した方がいいのではと思ってしまう。

彼女は最近ずっと左の顔が痺れているのだという。顔面麻痺しているわけではなさそうだけど、「ここが麻痺しているのよ」という箇所はかなりな広範囲で顔のほぼ左半分に足のモモの方も感覚がないのだとか。それだけ聞いただけで怖い・・・。そして、麻痺しているから危ないから運動はしないようにしているという。

なぜ麻痺しているかというと薬を飲んでいるからだといい、また病院に行って相談するのだという。私はよくわからないけど、睡眠導入剤も突然やめるとダメなのだそうで、簡単にはやめれないのだとか。

お腹もあまり調子が良くなくて、なんだか本当に全体的に元気じゃなさそう。

彼女と一緒に話をしたり、彼女の行動を見ていると「あれ？」と思うことがよくある。私が特別健康にこだわっているからかもしれないけど。

彼女は「家にいる間何も食べない」という。朝起きて朝食は食べず仕事に来るのだとか。そして昼の２時を過ぎ少し仕事が楽になってくると必ず甘いカスタードのケーキと砂糖を２杯入れた紅茶を「今日初めて口にする食べ物よ」と言って毎回美味しそうに食べるが、その後家に帰るまでに３杯ぐらいの紅茶を飲む。もちろん砂糖２杯入りで。いつもではないけど、彼女が口にしているのをみるのは全て甘いもの。ドーナツだったりケーキだったり。紅茶を飲まない日はコーラーを２本ぐらい飲み干す。たまに今日はとてもお腹が空いているとケーキを何個も食べることがある。そして彼女は「甘いものが大好きだ」と教えてくれる。教えてくれなくても「そうだろうなぁ」とおもう。

そして彼女は「家で料理は絶対にしない」という。引っ越した先がオール電化で電気で調理するのは嫌いなのだとか。だから家で何かを食べるとすればお菓子だったり既にできているものなのだという。それで仕事が終わったと店のものを買って帰ることが多い。家に持って帰るものもコーラーだったりお菓子のことが多い。

うーん・・・。
私は医者でもないど素人だけど、でも彼女の砂糖を摂取している状態が良くないと思うのは、はっきりしていると思う。

私が正解かどうかはわからないけど、私は薬も飲むこともなく筋トレと食事に気をつけて生活している。何を食べるかよりも、何を食べないかの方にフォーカスしている。元々甘いものは好きじゃない。パンも年間通して何回かしか食べない。油もあんまり取らないようにしている。そうすることであまり風邪も引かないし、大病もしない。

そこで彼女の話に戻すのだけど、本当にあまり物を食べないのだとすると、お菓子と砂糖の威力はすごいと思う。だって、彼女細くはないから・・・。そして、砂糖を摂るとしばらくは元気なのだけど、「しんどい」と言い、その後何度も砂糖を取ることを繰り返す。そもそも私自身が甘いものがあまり好きじゃないせいだと思うが、見ていて気持ち悪くなってしまう。

私は何年か前から吉野敏明先生が大好きでよくYouTubeを見ているが、彼女の様子は国は関係なく吉野先生のよくいう「砂糖の威力」の話にかなり納得できてしまう。ちょっと国が違うので小麦粉についてはわからない。でも、彼女の話や様子を見ていると体調の悪いのはどう考えても砂糖とコーラ。

砂糖をやめていい食事を摂れば血圧が下がるんじゃないかなぁ。砂糖を止めればメンタル的にも安定するんじゃないかな・・・。

その「しんどい」を繰り返した彼女流石に！やっぱり１週間休んだ！だよね・・・そうなるよね。って思ってみたのだが、その間に彼女は薬を数個やめたのだとか。というか、もう痛み止めは飲み過ぎなので辞めるようにと病院に言われたという。痛み止めをやめるだけでかなり体調が良くなったという。でもやっぱり甘いものはやめないし、コーラもガンガン飲んでいて、やっぱり２時過ぎてくると「あーしんどい」という言葉が止まらない。

体って本当にすごい。私はプロ的な話はわからないけど、本当に砂糖って怖いな・・・と思ったというお話。