私のゲームの話(2/n)
1980年代はコンピュータゲームが爆発的に進化した10年だと思っている。
そのうちの一つ、ゲームが家の外に出るようになったこと。(あくまでも私感)
まずは、当時の子供事情
1970年代から80年代、大人・親世代としては普通の考え方であろう「(テレビ)ゲームは悪」、我が母も当然その考え方だったので、相変わらず私はゲームに近づけない日々だった。
子供心に感じた空気感(?)として、
当時の大人・親世代がコンピュータゲームに対する価値観/時代的な背景として、当時テレビゲーム(インベーダーとかパックマンとかね)は大人・若者の娯楽、喫茶店とかのテーブル代わりにテレビゲームが置いてあったりね。
そんな訳で外で子供がゲームするということは「あの親は大人の娯楽を子供に許している」って世間にアピールしている(敢えて後ろ指さされにいく)、ような感じだったみたい。
今以上に、大人と子供の世界の線引きがくっきりしていた時代だったからね。
GameWatch
ところが?小学校5年生のころ、ゲームウォッチ(とそのバッタモン)が流行った。画期的だった、家や旅先なので見る大きな筐体のゲームと違って、手の平サイズ。大人・若者の娯楽だったゲームが一気に小学生まで降りてきた。
で、なぜか我が家に任天堂GameWatchの「オクトパス」が来た。
どうも私が友達のゲームを覗き込んでまで見ているのを母が見て、
「あまりにもみっともなかった」
から買ってくれたらしい。(昭和の小学生でイイジャナイカ orz)
最初は真面目にゲームをするのだけど、そのうちリセットするときに液晶にすべての動作が表示されることが面白いとおもって、リセット状態にしてじっと画面を見つめていた。(今思えば、私のガジェット好きはこの頃からみたい・・・)
携帯型ゲームだけど当然我が家ルールがあって、スイミングに行くバスの中とか、家族で出かけるときの車で、はゲーム禁止。
結局家で一人でゲーム(とリセット)していた。家でしているところを母に見つかると、嫌そうな視線を送ってくるので、家の中でもコソコソする結果に。多分ウチの母が極端なだけなんだろうけど。
ちなみに父とは、旅行先の喫茶店でインベーダーを一緒にやっていた。
SWITCHでGameWatchのオクトパスを時々遊ぶけど、相変わらずBモードは苦手。