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脱ステロイドの経験。

最初に言っておきます。自分は脱ステロイドを推奨してる訳でも、ステロイド治療を否定してる訳でもありません。あくまでも個人の経験の話です。ここだけは説明して逃げ場を作っておきます。ではよろしくお願いします。



これを見ている皆さんは脱ステロイドというのはご存知だろうか?皮膚疾患(アトピー性皮膚炎等)を患っている、患ったことがある方なら耳馴染みもあるかもしれない。症状に対して処方されることの多いステロイドをやめること。薬に頼らず、自然治癒力で治していこうという試み。それを巷では脱ステロイドと呼ぶ。脱ステロイドは個人的に感覚として、民間療法に近い扱いを受けてると思っている。一応それを推奨している病院もあるにはある。



自分は貨幣状湿疹という皮膚疾患を患っている。そしてステロイドを使用していた。自己紹介にも書いたが、コロナ流行時期には引きこもっていた。その時期をきっかけに脱ステロイドを開始した。なのでかれこれ四年?五年ほどになる。


⚠ここから先、症状部位の写真を載せます。男の脚の一部の皮膚が荒れてる写真が載ります。苦手な方はここで読むのをやめるか手早く下にスクロールしてください。








現在の貨幣状湿疹症状







↑の写真は現在の自分の右ふくらはぎの内側の物。写真だと分かりにくいがそれなりに爛れていて、滲出液が固まっている状態だ。


後ほど再度書くが自分の症状は体の各所に広がりを見せるほどに酷かった。しかし今は写真の場所以外の症状は全て改善している。(色素沈着等はあるが)完治とまではいかないが完治の兆しがかなり見えてきている段階だ。



自分は二十歳の頃に貨幣状湿疹を発症した。そこで初めてステロイドを処方された。というかそもそもステロイドの存在を知らなかった。


最初に発症した時は両ふくらはぎ全域に強烈な痒みが出て、掻きむしると患部からジュクジュクと滲出液がとめどなく出てきて、数日かけて乾燥してまた痒みに襲われるというのを繰り返していた。だがステロイドを塗ると一撃で見た目はキレイになった。そこからステロイドとの付き合いになった。


しかし徐々におかしいと思うようになった。確かにキレイになる。ステロイドを使えば。でもなんだか症状が出る場所が増えてきている気がしていた。最初はふくらはぎだけだったのに足の甲や足首。太ももや臀部。最終的には背中や腕。耳の裏まで症状が広がっていた。「これはなんかヤバイ気がする」その思いが広がり、治癒に向かって行ってないとしたらこのまま全身が症状に覆われて取り返しのつかないことになりそう。そう思った。それに治癒に向かって行ってないということは一生薬を使わなきゃいけない。薬が無いと生きていけない。なんかそれが恐ろしく不安に感じた。



そこから自分で貨幣状湿疹を調べるようになった。そこで初めて自分がステロイドを使っていることを知った。それも一番効力の強いものを。そこからまずはステロイドを全て捨てて勝手にやめてみた。すると症状は大爆発。強烈な痒みで掻きむしり、滲出液が絶えずダラダラと患部からたれ続け、服すら着れなかった。滲出液が服に引っ付つく不快感は想像を絶した。衣類もいくつか駄目にした。


そこから自分だけではどうにもならないと思い、ステロイドを使わない治療をしてくれる病院を探して通い始めた。


そして先生に言われたことを実践していく。


1 食生活を改める。たんぱく質を積極的に摂取して良質な脂質も摂取し、糖質は控えていく。(先生が推奨してたのはケトジェニック)

2 運動は積極的に行なう。

3 太陽を浴びる。

4 保湿をしない。

5 お風呂は週に1回。

6 水分制限。


これらのことを先生から告げられた。



6つの項目のうち「えっ?マジかよ」と思う項目もあるが、基本的には自身の生活習慣の改善が基本であり、それはつまり自分次第であり、先生や薬が治すものでもどうにかしてくれるものでも無い。


ここまで端的に書いたつもりですが先生に言われた6つの項目は少し詳しめに書いていきたいと思ってます。ですが長くなりそうなので明日から数回に分けて書いていこうと思ってます。よろしくお願いします。


ここまで読んで読んでいただきありがとうございます。








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