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自分の心のよう。

感情は制御出来ないと人間ではない。自分もそう思ってきた。でも感情を制御出来ない親を見て、そのことに自分の感情がついに制御出来なくなった。

初めてかもしれない。ドアをぶん殴った。それなりの音と共に簡単に穴が空いた。全くスカッとしない。むしろ拳の痛みと擦れたことによって出てきた血、空いた穴を見て虚しくなった。その穴はまるで自分の心を写してるかのように感じた。途端に胸がキュッとなった。

なんで自分は生まれたんだろう。何で自分はこの両親と呼ばれる化物の元に生まれたんだろう。そして化物の子は化物という事実。自分も化物の血が流れてる。こんなことを味わうためにわざわざ自分は生まれてきたのか。あんな化物でも親の肩書きをもらえてしまうこの世がとても残酷に思えてならない。

毒親毒親と嘆いても何もならない。何も改めないから毒親なんだろ?一体これ以上何を頑張れば、向き合えば良いんだ。ふざけんな。

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