承認欲求と上手に付き合う方法

2024年12月11日 15:35

自分らしく生きるために

こんにちは。
心理カウンセラーのヴィヴィアンです。

現代社会では、SNSの「いいね」や周囲の評価が私たちの心に大きな影響を与えることがあります。その背景には、誰もが持つ「承認欲求」という心の仕組みが関係しています。

承認欲求自体は悪いものではありません。しかし、それに振り回されてしまうと、ストレスを感じたり、自分らしさを見失ったりすることがあります。この記事では、承認欲求と上手に付き合う方法を考えてみましょう。

承認欲求とは、「自分を認めてほしい」「誰かに評価されたい」と思う気持ちのことです。これは人間が持つ自然な感情であり、生存本能とも関係しています。

例えば、仕事で「頑張ったね」と言われたり、SNSで「いいね」がたくさん付くと、私たちは嬉しくなりますよね。このポジティブな感情が、承認欲求によるものです。

しかし、この欲求が強すぎると次のような問題が生じることがあります。
・他人の評価ばかりを気にしてしまう
・自分の本当の気持ちを無視してしまう
・比較による劣等感に苦しむ

承認欲求を無くす必要はありません。むしろ、上手にコントロールして自分の力に変えることが大切です。

他人からの評価に頼らず、自分自身で「よく頑張った」「これで十分」と思えるようになることが大切です。

日記やメモ帳に、自分の小さな成功を書き出してみましょう。
たとえば
・今日は散歩をして気持ちが良かった
・仕事で一つミスを減らせた
こうした自分自身への承認を積み重ねることで、他人の評価に振り回されることが減っていきます。

SNSなどで他人の生活を見て「羨ましい」と思うのは自然な感情ですが、それにとらわれすぎると苦しくなります。他人の成功や幸せは参考程度にとどめ、自分のペースを大切にしましょう。

心が揺れるときは、「私は私。他人は他人」という言葉を思い出してみてください。

多くの人に認められたいと思うと疲れてしまいます。信頼できる少数の人を選び、その人たちと深い関係を築くことが、心の安定につながります。

「大切な人たちが自分を理解してくれていれば十分」と考えるだけでも気持ちが楽になります。

承認欲求に振り回されるのは、行動の目的が「誰かに認められること」になっている場合です。
たとえば、運動を始める理由が「痩せて他人に褒められたい」だと長続きしにくいですが、「自分の健康のため」と考えるとポジティブに続けられるものです。

承認欲求は人間にとって自然で大切な感情です。それを否定するのではなく、自分自身を認めつつ、他人の評価に振り回されない生き方を目指しましょう。

「誰かに認められるため」ではなく、「自分が幸せを感じるため」に行動する。そうすることで、承認欲求はあなたの成長の力となり、自分らしい人生を歩む助けとなります。

あなたも今日から、承認欲求と少しずつ上手に付き合っていきませんか？

皆さんが、より良い人生を送れますよう、お祈りしています🍀