
「どん底から見えた光」—私が心理カウンセラーになるまで—
こんにちは。心理カウンセラーのヴィヴィアンです。
こう見えて笑
どう見えて?
いや〜、私はこれまで「人生のデコボコ道」をたっぷり歩いてきました。
人間不信、イジメ、離婚、シングルマザーとしての苦労…。振り返ると、まるで感情のジェットコースターに乗っているような日々でした。
ジェットコースターのような日々でしたから、突然の突発性難聴になり、耳が聞こえなくなり、突然、目の前が見えなくなり、死ぬかと思ったこともあります。
その時、私が思ったこと。
「神様は、私に見せたくないものを見せないように、聞きたくないことを聞かせないようにしてくれてるんだな…」
う〜ん、我ながらポジティブ。
しかし、その後も、大きな手術をすることになったり、全然、自分のことを大切に出来ていませんでした。
今、思い出しても涙がでるほど、辛い時期がありました。
虐待のニュースを見ては、心を痛めていたのに、その当時の私は、自分で自分を虐待していました。
自分の心を無視し、どれだけ傷ついても、助けてと人に言えない。
自分で自分を窮地に追い込み、それでも、八方美人で世間体を気にする私は、社会では、仕事をバリバリこなし、「家庭も円満です」と、ハッキリ言って気取っていました。
でも、仮面をかぶり続けた私には、地獄が待っていました。
奈落の底に落ちた私は、生きていても真っ暗闇。
真っ暗闇のトンネルの中にいるのに、光が見えないから、どこへ行っていいのかも分からない。
あ〜、私はこのまま死ぬかと思ったこと、何度もあります。
車を運転していても、いつも何か考え事をしているから、突然クラクションを鳴らされて、ビックリすることもありました。
愛する子供たちが待ってるのに、家に帰ることができず、過呼吸を起こして、帰宅途中に、何度も何度も、自分を落ち着かせてから帰っていました。
それでも、無理し続けた私は、死ぬか生きるか
「どっちなんだい?(なかやまきんに君風 笑)」と、自分で自問自答しました。
「私は、このまま死んでいいのか?」
「いやいや、子供たちを置いて死ぬ訳にはいかない」
「じゃあ、どうすればいいの?」と。
今こうして笑顔で心理カウンセラーとして活動しているのは、あのどん底の経験があったからこそ。「あのとき、あんなにつらかったのに、今はこんなに幸せなんて!」と、少し笑えるくらいです。
いや、少しどころか、過去の自分を笑いとばしてやりたいくらいです。
“サレ妻”からの転機
結婚生活では、正直に話します。
私は「サレ妻」だった時期がありました。「どうして私ばかりがこんな目に遭うんだろう?」と泣いてばかりの日々。
私は、仕事と家庭を両立して、こんなにも頑張っている。
どうして、私は、こんなにも辛いんだろう。
子供や、社会ではいつも笑顔で元気な私。
でも、家に帰って、1人になると、本当にしんどくて、しんどくて、毎日、毎日、泣いていました。
でも、ある日ふと思ったんです。「このまま泣き続けて、私は何を得られるんだろう?」って。
それから少しずつ、自分のことを学び始めました。
「私って何が好きなんだろう?」
「どんなときに笑顔になるんだろう?」と、自分を知るための旅に出た感覚です。
“シングルマザー”の強さと柔らかさ
離婚を選んだ後、シングルマザーとしての生活がスタート。
初めは怖くて仕方ありませんでしたが、「母は強し」という言葉を、身をもって感じる日々でした。
ただ、強さだけではなく、「助けてもらう勇気」も大切だと学びました。周りの人に頼ること、自分を甘やかすことも、実は強さの一部なんです。
以前の私なら、助けてと誰かに言う勇気もありませんでした。
でも、人って本当に困った時は、誰かが助けてくれるんだなと知りました。
人間不信を経験している私からすると、衝撃でした。
心理学との出会い
心がぐちゃぐちゃだった私を救ってくれたのが、心理学でした。初めて心理学の本を手に取ったとき、「どうして私がこう感じるのか」「なぜ人はこういう行動をとるのか」が少しずつ理解できるようになりました。
まるで霧が晴れるような感覚でしたね。心の仕組みを知ることで、「こんな自分でもいいんだ」と思えるようになったのです。そして今度は、この学びを誰かに伝えたいと思うようになりました。
あなたの“どん底”にも意味がある
もしこの記事を読んでいるあなたが、いま「人生のどん底」にいると感じているなら、こう思ってみてください。
「これは次のステージに行くための準備期間なんだ」と。
私はどん底の中で、自分を見つめ直し、心理学に出会い、新しい道を見つけました。そしていま、こうして誰かの心に寄り添える仕事ができています。
あなたのつらい経験も、きっと未来のあなたにとって大切な意味を持つはずです。
これからも、あなたの力になりたい
このnoteでは、心が軽くなるヒントや、日常をちょっと楽しくする心理術をお届けしていきます。「つらい経験」を「次のステージの準備期間」に変えるお手伝いをさせてください。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
これからも、一緒に前を向いていきましょう!