孤軍奮闘一匹狼が、弱さを開示したら親密感と繋がれました。
こんにちは!ほのかです。
今月は色々なイベントに行ったこともあってかヘトヘトで、週明けからずっとゴロゴロしておりました。
突然ですが私には強い親密感へのおそれがあります。
親密感へのおそれとは、他人と親密になることに対するおそれのことを言います。
原因としては家族や友人関係、恋愛など人間関係で傷ついた経験や、罪悪感、無価値感、セクシャリティの問題など人によって様々あります。
私の場合考えられる原因としては
自分のセクシャリティに対して嫌悪感がある
家族とのすれ違いから傷つく事が多かった
子供の頃父親との別離を経験した
学生時代のいじめ
過去の失恋で、私は誰かを好きになると人を傷つけるという思い込みができた
などです。
親密感へのおそれと関係がありそうな、私自身の具体的なエピソードとしては下記のようなものが挙げられます。
誰かを好きだと思っていても、距離が縮まると脳内が(キモイキモイキモイキモイ...オエッ!)で埋め尽くされて、割と本当にえずく。
距離がある人を好きになるし、実らない(リアコ、彼女がいる人)
安心安全な感じの男性と少し距離が縮まるとぶち壊しにかかるか、相手が遠くへ引っ越す。
そもそもここ数年身近に好きな男性を出現させてない。
めちゃくちゃ気が合う友人と月一で会えるようになった途端、友人が留学へ行く。
THE ロックマンという感じの人(自給自足の為に山に土地を買い家を建てるところから始める、パソコンが1番のお友達)と引き合い、そして破滅させる。
職場で本来のキャラが少しでも出始めると何かしらの事情で退職する。
習い事で顔を覚えられると教室を変えるor忘れられるまで期間を空ける。
これは2週間くらい前の話ですが(ほん怖の始まりみたいになってしまった)こんな私が親密感を感じられた出来事がありました。
私にはジャスミンちゃん(彼女がディズニープリンセスのジャスミンが好きなので)という学生時代からのお友達がいます。
彼女にはなんでも話せて、お互いが日々感じていることや推しとの妄想を語っていたら夜が明けていたこともあります。
ジャスミンちゃんとは体感30秒で8時間話しちゃいます。
彼女は現在留学へ行っていて、月に一度電話で話しています。
彼女にはお弟子になったことも伝えていて「講座でこんなことをやったんだ〜」と話すことがあります。
前々回の講座では比較競争についての話が出て、それに関連して嫉妬のワークをやりました。
自分が比較競争嫉妬してしまう人を上げて、その人と向き合うといったものです。
そして私が嫉妬してしまう人として挙げたのは、まさに電話しているジャスミンちゃんだったのです。
彼女にその話をしている時、嫉妬から抜ける方法の一つとして「本人に嫉妬していることを伝える」というものがあることを思い出しました。
(ちなみに講座の中でこの方法を聞いたつもりでしたが、実際はそうではなく師匠の嫉妬本に書かれていた方法でした。ちゃんと読んだのは1年前くらいなのに。潜在意識すげー。師匠すげー。)
ちなみに師匠の嫉妬本というのはこちらの書籍のことです。お買い上げ頂いても私には一銭もマージンは入りませんのでご安心を!(笑)
〜閑話休題〜
ジャスミンちゃんに嫉妬のワークの話をしながら
「いっそ伝えてみちゃう?」
「いや無理無理無理無理」
とふたつの感情が拮抗していました。
ただ、口では既に「本人に伝えちゃうって方法もあるらしいんだよね」と言っていました(体は正直なものです)。
「ここで伝えなければ今までの私と変わらないな」と思った私は
「私が嫉妬しちゃう人としてあげたの、ジャスミンちゃんなんだよね」
と言ってみました。続けて、
「ジャスミンちゃんの、幸せなパートナーシップを築いているところ、素敵なパートナーがいるところ、英語が話せるところ、人生を楽しんでいるように見えるところに嫉妬してたんだよ私。羨ましいいいいいいいいい!って思ってた」
と伝えました。
内心では心臓バクバクで「あー言っちゃった言っちゃった。あーもう後の祭りあーどうしよどうしよ」とパニックでした。
私は例の如く人に弱みを見せるのが超絶苦手なので、ジャスミンちゃんが心の準備をする間もなく伝えてしまいました。
ジャスミンちゃんにとってはバスケの試合中、よそ見してたらノールックで急に自分にパスが来たみたいな感じ?
それでもジャスミンちゃんは「えー!」と笑いながら驚きつつ
「私がパートナーと良い関係なのは、ほのかちゃんのおかげなんだよ。私が(素敵な人といい感じになって)パニックになってる時に支えてくれたり、話を聞いてくれたり、私が困った時に心理学の知識を教えてくれたり。そういうことがあったおかげなんだよ」
と話してくれました。そして、
「びっくりしたー!でも、そう思うこともあるよね〜。教えてくれて嬉しかった」
と言ってくれました。
私は思わず電話越しにうるうるしてしまいました。
そして、私の人生は本当に人に恵まれているなと思いました。
私は
「もう私うるうるしちゃってるよ〜。ありがとう」
とありのままを伝えました。
私はジャスミンちゃんにはなんでも話せているつもりでしたが、本当に弱いところは誰にも見せられていなかったのです。
正直に言うと「ジャスミンちゃんは私が支える。だから私は頼れない」というおごりがありました。
でも実際にはジャスミンちゃんは動じない強さがあって、器も大きい人。私はそんなジャスミンちゃんを信じることができていなかっただけのです。ああ申し訳ない。
そんなジャスミンちゃんは持ち前の器の大きさで私の暴投を見事キャッチし、私が受け取りやすいようにパスを返してくれたのでした。(ジャスミンちゃん半端ねえ!)
このやりとりで、なんだか温かい感覚?心地よさ。ジワ〜と心に沁み渡るようなジャスミンちゃんとの温かいつながりを感じました。
もしかしてこれが親密感?と気づきました。
あとで振り返ってみた時、お弟子の先輩のセッションで
「他人に弱い所などを開示して受け入れてもらう体験をする。これが親密感を作って行くんですよ。」
と教えていただいたことを思い出しました。
きっと、弱さを開示したことで親密感と繋がれたのだと思います。
長らく戦場で戦ってきた私は、弱さを見せようものならたちまち命を奪われるくらいの恐れがありました。「人類皆敵!」を掲げて孤軍奮闘してきました。
そんな私が弱さを開示できたのは我が人生において前代未聞の偉業です。
きっと、お弟子の講座で心臓に悪いことをいっぱいやらされてる(笑)からできたんだろうな〜。
そしてジャスミンちゃんは一緒にいる時、事あるごとに「可愛いね」と言いながら私のことを見つめてきます。きっとそうやって私を気絶させることが趣味の、悪い女なのだろうと思います。
ジャスミンちゃんは何年も前からそうして私の価値や魅力を見てくれていました。ただ私がずっと受け取り拒否をしていただけなのです。ごめんね。
その後の話で
「ほのかちゃんにも素敵なパートナーができるよ。彼は今何してるんだろうね。楽しみだね」とジャスミンちゃんが言ってくれました。
私はそれに対して
「そうなったらパニックになると思うからその時は頼らせて〜」と言いました。
と同時に心の中で「え?今私頼らせてって言いました?言いましたよね?この私が?タヨラセテ?は?」と少々動揺しました。
そしてジャスミンちゃんは快く「もちろんだよ」と言ってくれました。(女神様〜)
私、これから先どうなっちゃうのでしょう?(知らんがな)
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
ほのか