ウソ日記:その日は何だか様子がおかしかった。朝からとても暗く、昼になっても明るくならない。太陽が燃え尽きてしまったのか?
夜、空を見上げた。黒々とした月が真っ直ぐに落下しつつあった。科学に溺れて思い上がった報いだろうか。自らの罪が招いた現実に、人類はただ恐怖するしかなかった。