適応障害日記6 無職に
おはようございます。まーめです。
仕事を辞める決意をして、職場へ。
退職届などの書類を書いて、私物を持ち帰る。
上司に挨拶をする。
退職はあっけないものだった。
これでよかったのかな、迷惑かけちゃったかな、復職のために休職したのに、ともやもや考えることはまだある。でも後悔はしていない。これでよかった自信がある。なぜなら体調が回復し始めたから。今までずーっとあった倦怠感が軽くなり、抑うつ状態になることも減って薬の消費が遅くなった。不眠から過眠になり、お昼寝しても夜しっかり眠れるように。早朝覚醒はあるけど、睡眠時間は十分に取れるようになった。
いちばん嬉しいのは、気分の落ち込みが減って、少し前向きになったこと。前までは、仕事辞めたら手続きしたり、新しい仕事を探すのが億劫なのもあって辞めたくないと思ってた。でも辞めてからは、確かに手続きはめんどくさいけど、仕事はまあ新しいことしてみるか!とポジティブに捉えられるようになった。本当の自分がちょっとずつ帰ってきてる感じ。あとは、わけもなく涙が出ることや、希死念慮も無くなった。
職場の人たちに迷惑をかけちゃったな、という申し訳ない気持ちはあるけど、半端に仕事して辞めるよりはマシなはず。
人生初ニート。(笑)でも手当はまだ貰えるし、余裕は無いけど生活できないわけじゃない。焦りもあるけど、ゆっくり休んで次の行動を考える時間もある。一旦しっかり休んで、心身を整えてから新しいことにチャレンジしよう。体調は回復してきたと言えど、具合悪い日はまだある。万全になるまで焦らず。
きっと心のどこかで「無職の自分」が嫌だと思ってたけど、なってみると案外どうってことない。働ける!って思ったらバイトでも派遣でも働けばいい。長い人生の中のこの期間は、きっとすごく成長に繋がる気がするし、来年には笑い飛ばしてるだろう。こういう経験をしたからこそ、自分の周りの誰かが同じような思いをした時に助けになれることがあるかもしれない。そして多分おばあちゃんになる頃には忘れてる(笑)
狭まってた視野が広くなって、なんでも出来る気がしてきた。でも無理は禁物。自分のペースで生活を取り戻すぞ。
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