備えあれば憂いなし!防災教室で段ボールトイレを作ってみた【いろりこども食堂】
二村 依子(ふたむら よりこ)です。
福岡県直方市で仲間たちとNPO法人を立ち上げて、“こどもの居場所いろり”という居場所を運営しています。
https://www.instagram.com/mixjam.irori/
いろりでは、週に2回のこども食堂と、月に1回のこども食堂イベントを行っています。先週の土曜日はこども食堂イベントの日。9月が防災月間とのことで、ゲストティーチャーをお迎えして防災教室を開催しました!
防災“こんなとき、どうする??”
今回の先生は、直方市議でもある みやぞの祐美子 さん(通称ゆみちゃん)。ゆみちゃんの防災の知識や、防災への備えに対する思いはとっても熱い!!
https://www.youtube.com/@liraart1
YouTubeで防災の啓発をされたり、直方市内で防災カフェイベントを開催し、市民の防災意識を高める活動を行っている方です。今回はこども向けに分かりやすく、有事のときにどう行動したらよいのかや、災害時に重宝する段ボールトイレの作り方を伝授していただきました。
アイラップにお米を入れて、湯せんにかけてごはんを炊く方法も!!
実際に使える術をみんなで学びました!
災害時でいちばん、といっていいほど深刻なトイレ問題
※少しビロウな話になるので、苦手な方はご注意ください。
地震などで被災地とその他の地域が分断されてしまった場合、災害用仮設トイレの設置までに長い日数がかかることもあるのだそうです。
話を聞いていた小学生男子が
「オレは外でうんこしきるき(出来るから)いいもんねー」と言ったときのこと。
「ちょーっと待った!!」
ゆみちゃんから“待った”がかかりました。
実際、ある被災地では避難所のトイレが使えなくなり、仮設トイレの設置も見通しが立たない状態のときに、それぞれがルールもなく避難所近くの屋外で排泄した結果、衛生状態が非常に悪化する事態に陥ったそうなんです。
ひとりのうんこも2週間たてば14個(1日1回計算としてですね)
数百人分が重なると………
ホラーのような話ですが、これは実際にあった話。
排泄は自然の摂理だから、何日も我慢するなんてコントロールはできません。
だからこそ!!
備えあれば憂いなし。ゆみちゃんの話はとっても勉強になりました。
教室のあとは非常食試食会
いろりこども食堂には、フードパントリーなどでたくさんの食材をいただきます。中でも非常食は定期的に入れ替えを行うものなので、賞味期限前のものをこども食堂にと、ご提供いただくことがあります。
お昼は非常食だけを食べて過ごしてみる、というのをみんなでやってみました。非常食は以前と比べて美味しさや食感が良くなっていて、どれもおいしかったのですが、その中でも、それぞれ好みがあったりしました。
自宅に備蓄する非常食は、入れ替えの時にローリングストックして食べてみて、自分好みのものを選べるといいなと思いましたよ。
今回の見出し画像は、ゆゆゆさんのイラストを使わせてもらいました!
ありがとうございます。
ここまで読んでくださってありがとうございます!
感謝です。