【MBTI】4タイプ診断と心理機能の関連
岡田斗司夫が考案した『4タイプ診断』の4タイプは、心理機能(Fi/Fe, Ti/Te, Si/Se, Ni/Ne)の点からMBTIに変換することができる。
4タイプ診断は、自己分析よりも対人関係に使えるツールであり、4タイプをMBTIに置き換えることで、各MBTIタイプに対する接し方を学べるのではないだろうか。
4タイプ診断とは
まず、4タイプ診断のリンクを貼っておく。
4タイプ診断:
タイプごとの説明:
4タイプ診断の解説動画(切り抜き):
4タイプとMBTIの関連性について(考察)
上記のリンク内容をもとに、心理機能の点から4タイプとMBTIの関連を以下の図にまとめた。
図の説明:
縦軸上側の「外交的」は心理機能の「e」を表す。
縦軸下側の「内向的」は心理機能の「i」を表す。
横軸右側の「具体的」は心理機能の「T」を表す。
縦軸左側の「抽象的」は心理機能の「F」を表す。
縦軸横軸から、
「注目型」のカテゴリーは心理機能の「Fe」で、第1機能(主機能)がFeの『ENFJ, ESFJ』を指す。
「司令型」のカテゴリーは心理機能の「Te」で、特に第1機能がTeの『ENTJ, ESTJ』を指す。
「理想型」のカテゴリーは心理機能の「Fi」で、特に第1機能がFiの『INFP, ISFP』を指す。
「法則型」のカテゴリーは心理機能の「Ti」で、特に第1機能がTiの『INTP, ISTP』を指す。
したがって、4タイプの図は、心理機能のFe, Te, Fi, Tiの関係を表した図とも言える。
4タイプ診断には、Ni/Ne, Si/Seの軸が無いため、第1機能がNi, Ne, Si, Seである8つのMBTIタイプは、第1機能の「e」と「i」の区別のみ、4タイプ診断で考慮されるだろうと推測できる。
外向型の『ENFP, ESFP』は第1機能がNe/Se、第2機能がFiであるため、第1機能の「e」によって、内向型に位置する理想型(Fi)ではなく、外向型に位置する注目型(Fe)のカテゴリーに当てはまる。
外向型の『ENTP, ESTP』は第1機能がNe/Se、第2機能がTiであるため、第1機能の「e」によって、内向型に位置する法則型(Ti)ではなく、外向型に位置する司令型(Te)のカテゴリーに当てはまる。
内向型の『INFJ, ISFJ』は第1機能がNi/Si、第2機能がFeであるため、第1機能の「i」によって、外向型に位置する注目型(Fe)ではなく、内向型に位置する理想型(Fi)のカテゴリーに当てはまる。
内向型の『INTJ, ISTJ』は第1機能がNi/Si、第2機能がTeであるため、第1機能の「i」によって、外向型に位置する司令型(Te)ではなく、内向型に位置する理想型(Ti)のカテゴリーに当てはまる。
ただし、第1機能がFi/Fe, Ti/TeのMBTIタイプと比較して、第2機能がFi/Fe, Ti/TeのMBTIタイプは、「注目型」と「理想型」、「司令型」と「法則型」それぞれの中間に近い位置に存在すると考えられる。
岡田斗司夫による4タイプの解説動画や解説書は、心理機能の点から着目すると、注目型(Fe)の『ENFJ, ESFJ』、司令型(Te)の『ENTJ, ESTJ』、理想型(Fi)の『INFP, ISFP』、法則型(Ti)の『INTP, ISTP』に対する取扱説明書であると言える。
『ENFP, ESFP』と『INFJ, ISFJ』は「注目型」と「理想型」、『ENTP, ESTP』と『INTJ, ISTJ』は「司令型」と「法則型」の両方の説明を考慮すると良い。
まとめ
今回は、心理機能に基づいて、4タイプとMBTIの関連性を考察した。
理論上は、MBTIのタイプからどの4タイプに属するかを推測することができ、各MBTIの『対人マニュアル』として応用できると考えられる。
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