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僕の世界はだれのため

辛いとき
僕は本屋へむかうんだ。

あの活字の匂いがすきだからだ。
不思議と本屋の中にいると、
音が遮断されるんだ。
聞きたくない言葉も
今いる世界をシャットダウンすることも簡単なんだ。

(もういぃよぉ〜)と、どこからともなく感情が湧いてくる。
そんな時は、充電完了の
お知らせなのだ。

誰も寄りつかない
誰も入ってこない


そんな時間も、時に僕には
必要なんだ






今日も、父がいらぬ言葉を母に投げたのだ。

『逝ってしまえ』と…

だから、僕は…

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