【ドラマ感想】シッコウ‼︎〜犬と私と執行官〜#1

今期私が一番気になっていたドラマ。
*ネタバレを含みますのでご注意ください。

伊藤沙莉ちゃん、演技力あって、なんというかすごいリアリティのある女優さん。彼女がハスキーボイスで呟くことは、自分の心の声?みたいに感じてしまうのは私だけだろうか。

「執行官」とは――
各地方裁判所に所属する裁判所の職員であり、裁判で出された結論が実現されない場合に、それを強制的に執行する仕事。
家の明け渡しや、貴金属などの動産の差し押さえ、子の引き渡しなど、その仕事は多岐にわたる。

番組公式ホームページより



法律モノのドラマは弁護士、検事、裁判官はあったけど、「執行官」というのが珍しくて、今まで知らなかった"歩合制公務員"という給与システムだということも知ることが出来た。


この執行官としてバディを組むのが織田裕二演じる小原。信念を持って執行官の仕事をして、自分にはないものを持つ伊藤沙莉演じる吉野ひかりを自分の執行補助者としてスカウト。シビアな仕事だからこそ、自分の足りないところを自覚して、反対と言える感覚を持つひかりに目をつける。


1話ではひかりのアパートのお向かいさん(中村俊介、鳥居みゆき、小学生のサッカー好きな男の子家族)宅へ入り、家賃滞納による明け渡し判決により一カ月後に出ていくよう伝え、動産差押えを行う。


そのあとに交わした2人の象徴的なセリフ。

でも、私、裁判とかよく分からないし、
あなたも裁判所の偉い人なのかも知れません。
でも、それでも、私の常識から考えて
あなたがやってることはやっぱり変です。
人の家にずかずか入ってお金返せって
まるで闇金とかヤクザみたいで
とてもまともな仕事とは…。

吉野ひかり

そうだな。その感覚はまともだ。
だが私はこの仕事に誇りを持っている。
ケースクローズド。
事件を落着させる。
誰かがそれをやらねばならない。
(略)
あ、それと私はそんなに偉い人じゃない。

小原樹

伊藤沙莉ちゃん周辺の人たちは、保護動物カフェの人たちだったりでほっこりする感じ。

執行補助官の六角精児さん演砥沢(鍵師!解錠技術者!似合う〜)が、鍵を開けたときの
「イエス アンロック完了」を期待してしまう。

六角さん!

また次回も楽しみにしております。



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