【ドラマ感想】リバーサルオーケストラ#1元天才ヴァイオリニストは、ポンコツオケの救世主?
はじまりました〜音楽ドラマ✨❣️😊
もう音楽だけで琴線に触れてきます。楽しみにしておりましたよ。
主演は門脇麦ちゃん。最近では「ミステリという勿れ」のライカ役が印象的。また瀧内公美さん、恒松祐里ちゃん、奥貫薫さん、原日出子さんなど好きだなと思う女優さんいっぱい💕
そしてなんといっても、岡部たかしさん❣️
(「エルピスの村井さん」じゃないですかあ😂✨💕またお目にかかれて幸せ♪)
オケの事務局長さん役です。コチラはエルピスの毒舌全開村井さんとは違ってハートフルな感じ👏😁
脚本は清水友佳子さん。音楽はNHKクラシックTVでもお馴染みの清塚信也さんと、バンドネオン奏者の啼鵬 さん✨
このドラマ、いわゆる「カリスマ」が何人もいる。そこも好き🥰
※ネタバレを含みますので視聴後にお読みいただけると嬉しいです😊
地元活性化のため音楽ホールを建設し、こけら落としで地元オーケストラが演奏するという音楽の町プロジェクトを現市長(生瀬勝久)が立てる。
しかしホールの完成を前に、肝心の地元オーケストラは活気がなく、演奏会では手伝いに来た指揮者が途中でやめてしまい、観客も飽きて子どもが泣き出すほどの体たらく😓
そのオケを立て直すべく、市長は妻(石野真子)が危篤という理由で、ドイツでマエストロとして活躍する息子の常葉朝陽(田中圭)を呼び寄せる。
ミュートを忘れるトランペッター、楽譜を忘れるビオラ奏者、遅刻するフルート奏者。。
団員のやる気が感じられず
(このセリフの間、ラフマニノフの「鐘」の冒頭のような一節がBGMとして繰り返される。"不穏"のイメージ😥)
朝陽は思いっきり厳しくて歯に衣を着せず。
のだめの千秋を彷彿とさせます。
ヒロイン門脇麦扮する谷岡初音は、冴えない市役所職員。伊達メガネをかけて、普段は地味で目立たなくしているが、
バイオリン教室では子どもをうまく導いて、地元コンクールでも成果を上げていた。
過去、バイオリンの数々の国内外のコンクールを総なめしていたかつての天才・谷岡初音だった。
その初音を地元のコンクールで見かけた朝陽は見逃さず、岡部たかしさん演じる事務局長小野田に調べさせていたのだった。
朝陽は初音を児玉交響楽団のコンサートマスターとしてスカウトする。オケを生かすも殺すもコンマス次第、あなたの力を必要としています、と。
断る初音に自宅でバイオリン教室を開いていることを父である市長に告げると軽くオドシ(公務員なので副業は禁止)ながら。
初音がしらないうちに妹の奏奈が月謝をもらっていたが、それも返させた。それでも朝陽は諦めない。
しつこく何度も現れる。
何度来ていただいても、私は二度とステージに立つつもりはありませんので。と固辞する初音。それに対して朝陽、
そこで初音の記憶。今とは違うストレートのロングヘアに赤いドレス(衣装)。ステージから逃げ出す昔の初音。
そのとき何があったかは視聴していてあとからわかるけれど…
音楽が好きで好きでたまらないっていいなあ😊
ピアノで初めて先生と連弾で弾いたとき、
吹奏楽部で合奏してて上手くハモれたとき、
アンサンブルが上手くいったとき…
音楽が好き、楽しいって思えるのって幸せなこと✨
初音は楽団の広報担当として働くことになる。小野田事務局長から朝陽がドイツから戻ってきた経緯も聞く。
新しいホールのこけら落としに失敗したら「市長を辞任する」と会合で政敵の誘導に乗ってしまった朝陽の父😓
そのため呼び寄せられた朝陽。春までの予定も全てエージェントに手配して開けてもらったという。
始めは断っていた朝陽だったが、父に協力してやってほしいという母からの望みを渋々受け入れる。
「たった4ヶ月だし」と。
一瞬だけ流れるドビュッシーの「月」
玉響の練習場で、初音は朝陽から皆に紹介される。神童の名をほしいままにした、あの、谷岡初音さんで、このオケの新しいコンマスだと。
躊躇する初音に小野田がバイオリンと弓を渡し、
朝陽は
「どっからでも入って」
(くーっカッコイイ〜。田中圭はなんとも思わなかったけれど、音楽家になるとカッコよく見える不思議)
と言って、振り始める。
「ではファランドール、始めから」
音が揃わない。一度は出ていきそうになった初音だが踵を返す。
「フレーズはバラバラ。リズムもずれてる。最低でしょ」
「でも」
「でも、音は悪くない。
じゃあ次は入ってくださいね」
次はウィリアム・テル序曲。
初音のバイオリンに皆がついていく。文句なくついていきたくなるし、朝陽は振るのを休んでいる。
演奏しながら悦びがこぼれるのを見るのは、聴く方も嬉しいものだ😊
「みなさん勢いで押し切ったって感じでしたけど」
「でも楽しかったって顔してますよ」
プロのオケ(神奈フィル?)さんはすごいね(笑)。ヘタな演奏から上手い演奏まで出来るのだから😆
朝陽が初音にコンマスとしてオケで働くことをすすめる。
「この10年、相当弾き込んでないとあの演奏は出来ません。あなたには今も変わらず、第一線で活躍出来る腕がある」
「もしそうだとしても、もう舞台に上がるつもりはありませんので」
「妹さんが望んでいてもですか?」
奏奈は初音に内緒で月謝を受け取っていたが、いつか初音が演奏活動を再開する日のために溜めていたのだという。
初音宅。
常葉さんと何を話したのかと初音が奏奈にきく。
オケに誘われていると聞いた、「いい話じゃん」と奏奈。
「人前ではもう弾かないって決めてるから」と初音
「なんで?趣味でのんびりやる方が気が楽だから、だっけ?」
「そ」
「嘘だよね。それ。ほんとうは、私のせいでしょ」
と、
♫♫♫
10年前の回想場面。初音のクリスマスコンサート。開演20分前に
「ごめん、お母さん出なくちゃならなくなっちゃった」と慌ただしく飛び出て行く初音の母。
舞台袖で妹が自宅で倒れ緊急搬送されたと耳に挟む初音。
大きなホールで拍手に迎えられる赤いドレスを着た初音。チャイコフスキーのバイオリン協奏曲の前奏が奏でられる。
前奏が終わり、ソロパートが来ても弓を弾くことのない初音は舞台袖に走って戻ってゆく。
そのまま病院へ向かった初音。
ガラスの向こうの治療室にいる奏奈。
奏奈が心臓を悪くしていたことに気付けなかったことを自ら責める母、悲しみながら母を励ます父。
♫♫♫
「あの日から、お姉ちゃんは舞台に立たなくなった」
「奏奈のせいじゃない」
「なにそれ、今関係ないじゃん」
「分かってないのは奏奈も同じじゃん」
「はあ、何が?」
「あのとき、奏奈が死んじゃったらどうしようってこわくてこわくて仕方がなかったんだよ。
親巻き込んで妹に我慢させて。なのに私はバイオリンしか見えてなくてなんも気付けなかった。
もしまたステージに戻ったら、こうなって大切な人を傷つけるかもしれないってこわいじゃん」
「引きずってるわけじゃ…」
「人の勝手でしょう。ダサくて結構」
「やったわよ」
驚く奏奈😳え、いつ?と尋ねられ、
今日、玉響でと答える初音。どうだったかとも尋ねられ、
翌日、朝陽に「オケの経験もないのに本当に私がコンマスでいいんでしょうか」と尋ねる初音。
朝陽があなたに求めることはただひとつ、
最後にシンフォニーホールを手掛けた建設会社(原日出子が交響楽団のオーナー)に西さいたま市の市長と敵対する議員が訪れる。
高階フィル(その建設会社のオケ)にホールで演奏してもらえないか尋ねるが、
うちは日本を牽引するオケで、来週は世界的バイオリニストの三島彰一郎(永山絢斗演ずる。初音も幼馴染み?バイオリン仲間?でもありそう)
との演奏会を控えているという。
彰一郎は谷岡家の前で車を降りる。初音とも何か起こりそう。単なる友達?付き合っていた?
初音は玉響に入るべく朝陽と握手をする。
音楽が好きな気持が溢れてるところ、
なのに素直に音楽を表現出来なくて、
妹とのケンカで殻を破れたところ。。
ドラマだなと感じる場面もあるけれど、ドラマでいいよ。音楽の楽しさを思い出させてくれる。
それだけで冷静に見られなくて、合奏だけで琴線にすぐ触れまくってしまいます(笑)
いつもより、全然冷静になれないですが、このドラマを観ている間だけでも、この世界に浸っていたいと思います。
また来週も楽しみにしております❣️